2012年1月目標

当たり前のことを決めて毎日続けること

今週で高3生団体授業の最後でした。

科目について教えることは全てやってきました。

指導期間が1年前後という短いスパンだったため、勉強以外の、例えば物事の考え方だとか、生きる上で大切にしてほしいことだとか、処世術だとか、そういった話をする機会は例年に比べあまり持てなかったかもしれません。
ただそれでも、ブログや授業外の関わりの中で、きっとこの子たちに伝わっている部分があると信じています。
最後の授業ではこんな話をしました。

過去にすがらない。

未来に悲観しない。

すべては今を楽しむこと。

私からの最後の授業のメッセージ。

大学生くらいを境目として、人は急に年齢を重ねた気になります。

そんなときに、あのときはよかったなとか、あのときもっとこうしておけばよかったなとか、過去に対してすがりつくようなことはしないでほしい。

また、自分の将来に対して、このままいってもどうせ自分はとか、やりたくないけど仕方なくこうしようとか、未来に対して希望を持たずに過ごさないでほしい。

そのための全ては結局、今の自分が決めることです。

過去を振り返って、あのときよかったけど今はもっと最高だぜ、と思える今を過ごそう。

未来を見据えたとき、今よりもっと素敵な時間を過ごせるようにしよう、と考えよう。

そのために今を楽しむ。
楽しむというのはただ遊んで適当に過ごすことではないよね。
泣きそうなくらいしんどいことも、腹がよじれるくらい面白いこともぜーんぶひっくるめて楽しもうじゃないか、ということや。

すなわち今、目の前にあることにたいして全力で取り組むということ。
手を抜いてて楽しめるはずがない。

もう一度言うけれど。

過去にすがらない。

未来に悲観しない。

すべては今を楽しむこと。

楽な道、じゃなくて楽しい道を。

もし道に迷ったり、だらけてしまいそうになったときは帰っておいで。

私がここで、全力で楽しむとはこういうことや、そんな姿で待ってるから。

では朗報を待っています。

2011年度の大学受験生たちへ

桜塾 塾長