今日もオラオラ元気イッパイ!!
今月の目標
「寝る前に自分が頑張ったことを1つ見つけること」

卒業して大学生になった子たちがちらほらやってくる。
単に遊びに来る子。
自習をしに来る子。
元気をもらいに来る子。
さまざまだが、愛着を持ってくれているんだなぁと感じる。
去年のデータだが、
年収が200万円未満の保護者の家庭では
28.3%しか大学に進学できず、
600万円以上800万円未満なら約半数の49.4%、
800万円以上1千万円未満なら54.8%、
そして1200万円以上となると年収200万円未満の
倍以上である62.8%が大学に進学、

というものがあった。
所得の差は大学進学の割合の差、とも見てとれるが、
私はこの点にはいささか疑問を感じている。
特に中学生に授業をしていて感じるのは、
中学生レベルの授業において、苦手科目を避けるための進路を決めようとする生徒・親が多いということ。
若干の得意不得意はあるにしても、
それを判断基準に、苦手科目をやらなくてよい進路を決めようとする傾向。
もしその生徒に得意なものや好きなもの、成りたい夢につながるものがあって、
それを追求するために科目などの選択肢を決めて行くのであればまだ幾分納得はいく。
でも、
たかだか中学レベルの学習内容
=誰もが習う内容
=人として知っていてもいいんだよという内容
=一般教養

に基づいて自分の進路を狭めるような選択肢はしてほしくないと思う。
苦手な科目やできない科目があるとすれば、
その責任は全て、それまでの環境にある。
それまで過ごしてきた生活、出会ってきた先生、その教え方。
そういう意味で私は、
中学までの範囲についてはきちんと生徒たちに理解して進んでもらいたいと心から思っている。
専門を決めるのは高校、あるいは大学でいいじゃないと。
中学までは多少なり得意不得意はあれ、
きちんと5科目(副教科4科目もね)全てに全力で取り組み、
義務教育としての一般教養を身に付けた上で進学をする。
中学生で文系も理系もあるか!
全部やれ!しっかりやれ!
やれば必ずできる内容なんだから。
それをせずに高校に来ることが、
いかに大学進学を目指す上で足かせになっていくか、
毎年受験を終えた生徒たちは後輩に言う。
「今のうちからしっかり復習をやっておけば大丈夫!
 私(あるいは俺)みたいに苦労したくなかったら、
 しっかり今から頑張って!!」
ただその声のほとんどは後輩たちの心には届かない。
その証拠に、毎年同じような言葉を卒業生たちは言っているから。
だから私は後ろを走っている子たちにそういった言葉はかけない。
かわりにひたすらに道を示し走らせる。
ここで良かったなと思ってもらうのは、いつか自分が自分の軌跡を振り返るときで結構。
そしてむしろ声をかけていくのは受験が終わった子たちに対してだ。
受験を通じて気づけたことを、なぜ次のステージでやらないのか。
やれ。
全部やれ。

後輩たちにかける言葉をまず自分にかけることにしよう。
もう1つ、興味深いのは、
年収600万以下の家庭でも、それ以上の家庭でも、
国公立大学への進学率にはさほど差はないということ

中学の内容を好き嫌いせずにしっかりと全うし、
高校へつなげることで、その先の進路にも影響を与えるということじゃないのかなと、
冒頭にのせたデータに対してはやや疑問をかんじ、
この疑問は我々指導をする側が解決していくべきことだと感じました。
だから、頑張ろうぜ。
家の経済状況もあると思うけど、
お金がないから大学行けないわけじゃない。

全部やれ。今やれ。
志を高くもって、
全力で努力をしようや。

さぁ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を目指そう!!