コンニチハ★

桜塾のMAEDAです(・∀・)

 

本日8月9日は、長崎原爆投下の日。

本籍が長崎県である私としては、

幼少の頃から特別な日であります。

 

長崎の小中学校では、この日が登校日です。

夏休みのちょうど真ん中にあたるということもあり、

まず宿題を半分以上終えて行かなければなりません。

部活などやっているとてんやわんやでそれどころじゃないのですが

学校は学校で、大体が平和学習を行うため先生たちも例外ではなく

宿題のチェックをしている場合でもないというのが現状でした。

 

平和学習では、学校で映像を見たり、戦争体験者の講話を聴いたり、

ときには大型バスで被爆地・長崎まで足を運び、実際に見聞きして

知見を深める、というのが昔からの学習でした。

 

「暑い」と言えば、「被爆者はもっと暑かった」

「のどが渇いた」と言えば「被爆者はもっと喉乾いていた」

と言われるのが、平和学習のあるあるでした。これホンマ。

 

また、戦争のむごさを知るための平和資料館などで

当時の写真などを見て、ちょっと気分が悪くなったあとに

ランチタイムが設けられていて、誰も飯食う気にならない、

なんていうのも平和学習あるあるです。

 

それが当たり前と思ってここまで過ごしてきました。

しかし、前のブログで述べたように、それは当たり前ではなく、

東日本大震災の被災地でしか311のサイレンが鳴らないように、

他の地域では決まった日の平和学習すら行われないのが普通です。

 

少し話は変わりますが、

沖縄の翁長県知事が昨日、亡くなりました。

基地移転に賛成か、反対か、そんなことではなく、

まず沖縄になぜ基地があるのか、

なぜ移転するしないで騒いでいるのか、

なぜ沖縄の問題なのに、国がここまで関与しているのか、

そういったことを考えたり調べたりしているでしょうか。

 

そもそも歴史を振り返る機会がないのに、

子どもたちが歴史嫌いだと騒いでもしょうがない。

大人が学んでいないのに、

子どもが勝手に学ぶと思ったら大間違いです。

 

学び続けましょう。

そんなことを思った長崎原爆の日でした。

 

本日もブログにお越しいただきありがとうございます。