桜塾の前田です(・∀・)
私立入試もひと段落した本日、塾は公立対策と個別授業を除いて落ち着いております。
昨夜、授業後、松村先生は夜行バスで東京へと向かいました。
2日間かけて、「チームビルディング」を学ぶ研修に参加するためです。
桜塾は2016年度、過去最高のチームになるべく、色々な試みを行ってきました。
講師間、また生徒や保護者の方と『対話』の機会を設け、毎日のように「昨日の自分たちよりも成長した今日を過ごす」「みんなで成長していく」ことを意識共有しました。
2017年度はさらにそれを加速すべく、様々な手法を取り入れ、塾内のサービス向上と皆さまの満足度向上に努めたいと考えています。
ときを同じくして、私は震災後、初めて開かれるこの種のシンポジウムへと参加していました。
宮城県石巻市は非常に面白い町で、色々な教育関連の団体がそれぞれに、そしてお互いに連携を取りながら、地域に密着した活動を行っています。
イベントの主旨はこちら。
このシンポジウムは、石巻で、地域での教育に関心がある人皆が集まり、一緒に
学校の先生も、石巻の会社に勤める人も、NPO職員も、
当日はゲストスピーカーによる、地域での教育やキャリア
参加して感じたことは、「みんなで何かしようぜ」という動きがあれば、一人ではできないことも実現していける可能性が一気に広がるということです。
夢を持てない若者たち、不登校の子たち、貧困家庭、ひとり親、将来の不安、廃れていく地方経済、色んな問題がある中で、それぞれの問題に対し、手を取り合って解決していこうという姿勢。
大切なのはこの姿勢。
ただ、震災がきっかけで、たまたま石巻という場所がその連携を取れる体制が整ったというだけで、これは何も、地方に限った話ではなく、東京や大阪といった都会でも同じだと思います。
だから私は、地域の他の団体と積極的に関与し、協働できることをいつも探しているわけです。
これからは、高校に入ればOK、大学に受かれば後はなんとかなる、という時代は終わりがやってきます。
耳にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、向こう10~20年で、今あるサービスの47%が自動化されるというデータが出ています。
同時に、今の子どもたちの65%が、今存在していない仕事に就くことになるであろうと言われています。
本当に、変わらなければならない時代がすぐそこまで来ています。
そして子どもたちが変わるためには、大人が変わらなければなりません。
それぞれに学びの日々を過ごし、それを近くの誰かに伝え、お互い成長していかねば未来はありません。
今日の学びをまた皆で共有し、来週からの毎日に反映させていきたいと思います。
松村先生は大雪で高速足止めをくらい、3時間ほど遅れて到着しものすごく疲れているようです。雨男ならぬ雪男だったんですね。笑