HAPPY FRIDAY!


今日もまだまだ閉まっているお店が多いです。

桜塾は昨日から講習スタートしております。頑張ろう!

さて、あまりテレビを見ない私ですが、年末久しぶりにテレビを見ていたとき、

ある家庭教師のCMで、おなじみのマンガキャラクターが登場していました。

それは、

ハイジです。笑

小学生であるハイジがおじいさんとテストの話をするというシーンです。
見たことある人もおられるでしょう。

なにやらハイジがおじいさんにテストの答案を見せると、

おじいさんはこう言うわけです。

「ハイジは算数がダメじゃな。」

そこでスーツ姿のト〇イさんと名乗る人が現れ、

「苦手を克服しよう!」

という話に持っていくという流れになっているわけです。

まあ、ここの実際の先生がどうであれ、問題はこのおじいさんの発言です。

聞いた瞬間、正直ガッカリしましたね。

この会社の広報部へのガッカリからさらには、あれだけ放牧を頑張り、孫娘に優しかったハイジの祖父へのガッカリでもありました。

〇〇がダメ。

〇〇ができない。

こういった言葉は教育者に限らず親の立場からも使ってほしくないワード堂々上位ランクインです。

算数が苦手で算数ができない子に対して、

「君は算数ができない。」

と言ったとき、その子の脳内では、

「ああ、私は算数ができない人間なんだ。」

というスイッチが入ります。

そこからそれを認識して頑張ろう!と思える子ならいいですが、多くの子は、

「算数できないしイヤだなあ。」

という思考へと移ります。

そして、できない→嫌い→やりたくない→ のサイクルが生まれるわけです。

私は先生として、生徒や後輩に対して決して使わないようにしているのがこういった言葉です。

では苦手な科目や不得手な科目があるときどう伝えるのがいいのか。

それは、

「〇〇ができればもっと成績上がるね!」

「今すごく伸びてるから、〇〇を頑張って総合点を上げようか!」

ウィークポイント(=弱点)があるのなら、それをきっかけにしてプラスに持っていけるように話をしなければ意味がありません。

一つ弱いところがあるならそこを直せば結果は上がるということ。

できないところをできないと指摘することに何のメリットもありません。

なぜなら、

言われずとも生徒たちは自分ができない、苦手であることをわかっているから。

イチイチおじいさんに言われずともわかっとるわけですよ。

まあCMにツッコんでも仕方がないので、ウチの講師メンバーたちにも更なる徹底を図りたいと思いますね。

以上、昼下がりの塾長ブログでした!

では午後も頑張ろう!