こんにちは。
まえだです。
県外からのゲストが来たので久々に卸売市場に行ってきました。
ここでは自分で作るマイ海鮮丼が有名です。
最近、話題沸騰中のお笑い芸人・絵本作家のキングコング西野亮廣氏による新刊「夢と金」が熱いですね。
今日は彼の配信から、ちょっと耳の痛い話を載せてみます。よければ以下、お読みください。
【「学ばない親」に育てられる不幸な子供達】
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今日は「ドリームキラー」について深掘りをしていきたいと思います
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そんなこんなで今日は、その『夢と金』の318ページの「ドリームキラー」について、深掘りをしていきたいと思います。
ここでは、こう書いているんですね。
キミのまわりには、「ドリームキラー」がいる。
キミの夢を阻む人間のことだ。
ドリームキラーは、キミのことを妬んでいたり、恨んでいたりする人間だけではなく、キミのことを愛しているキミの友人やキミの家族であるケースが少なくない。
「あなたのことを想って言っているの」というアレ。
キミの挑戦にブレーキをかける人間は次の4種類。
① キミの邪魔をしたくて「やめておけ」と言う人
② よく分からないから「やめておけ」と言う人
③ 過去の経験から「やめておけ」と言う人
④ 現在の経験から「やめておけ」と言う人
このうち、「ドリームキラー」は①〜③だ。
(『夢と金』より)
「キミの邪魔をしたくて『やめておけ』と言う人」に関しては、ただのアンチなので、耳を傾ける必要は無いと思うんですけども、厄介なのは「よく分からないから『やめておけ』と言う人」ですね。
大体の場合、これは、家族やお友達なんですね。
つまり「あなたの味方」です。
あなたの味方が、その人なりの正義でもって、あなたの可能性を潰しにくるケースが少なくない。
下手すりゃ、あなた自身が、あなたの正義でもって、家族や友人の可能性を潰している場合がある。
僕、応援してくださっている方から、「西野さんのこと、胡散臭い人だと思ってたので、当時は嫌いでした」ってメチャクチャ言われるんです。
そこで「何故ですか?」と聞くわけですが、その質問に対する一番多い答えが「なんか、よく分からないけど」なんです。
僕からすると、“分からないもの”に関しては「分かってから判断する」の一択なので、なぜ“分からないもの”を嫌いになれるのかが分からないのですが、でも、多くの人は“分からないもの”を嫌うんですね。
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反対するのであれば「デメリット」を説明してやれ
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ここでは、べつに僕の話をしたいわけじゃなくて…先日も大学生から相談を受けたんです。
その相談内容というのが「親が『つみたてNISA』を反対するんです」なんですね。
で、親の反対理由を聞いたら、「分からないけど、なんか怪しいから、やめとけ」だそうです。。
自分の子供に対して、なんでそんな残酷なことができるのか…もう本当に信じられないのですが、おそらくこれは「現状維持バイアス」だと思います。
未知のものを受け入れることによって、現状の安定した状態を損失するリスクがあるから、それを回避しようとする心理ですね。
要するに「得はしなくていいから、損はしたくない」という。
その「現状維持バイアス」が働いてしまっているから、自分が分からないものに関しては、「とりあえず潰しとけ」という判断をしちゃうんだと思うのですが…この記事を読んでくださっているお読みのお父さんお母さんの中で、同じような理由で子供の「つみたてNISA」を反対したことがある(今まさにしている)お父さんお母さんに、一言言わせてください。
「『つみたてNISA』を推し進めろ」とは言わない。
「つみたてNISA」を反対するのであれば、「つみたてNISAのデメリット」を説明してやれ。
「『投資できる商品が投資信託のみ』になるよ」とか、「一般NISAと違って、年間の非課税投資枠が少ないよ」とか。
「一方で、100円から少額投資ができるし、積み立てた投資信託をいつでも引き出せるというメリットもあるから、これらを天秤にかけて考えてみるといいかもね」とか言ってやれよ。
親でしょ?
アンタら、こんな簡単なことも何も分からずに「よく分からない!怪しい!やめとけー!」とか言ってるけど、ホントにそれでいいの?
「子供を守る」ってそんなことなの?
子供を守る為に、自分が少し勉強すればいいだけじゃないですか。
子供に限らず、自分以外の誰かの選択肢を摘む時に、「よく分からないけど」は、人としてやめとけよ。
道を尋ねられて「このあたりの道はまったく詳しくないけど、アッチの道ではない」とは言わないじゃない?
アッチかもしれないんだから。
ちょっと調べたんですけど、100年前の郵便貯金の金利って4.8%だったんですって。
100万円を10年間預け入れしたら、160万円近くになったそうです。
1974年でも金利が4.3%です。凄い時代ですよね。
今は金利が0.001%とかなので、100万円を10年間預け入れをしても、100万100円ぐらい。
なので、当時の人(あるいは当時の人に育てられた世代)の「貯金」の価値観を、今の子供達を押し付けるのは全くもってナンセンスで、子供達のことを想うのであれば、どうか勉強し直して欲しいなぁと思います。
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是非、手にとって読んでみてください。
そして読んだ後は、大切な人、守りたい人、そして子供達に贈ってあげてください。
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『夢と金』(西野亮廣)