さて今日のブログ。

大学生や若手のスタッフによくする話。

若き日の松村Tたちにもよくした覚えがあります。

成長において必ず通る過程の話で、

2つの言葉を覚えておくと良いでしょう。

それはコンフォートゾーンとストレッチゾーン。

どちらも聞き慣れない言葉かもしれません。

コンフォート=comfort とは

快適さ、心地よさ、という意味の英語です。

日本語にすれば快適ゾーン、

つまりそれは家や故郷、地元の学校といった見知った場所を指します。

そこでは心理的・肉体的な安心と安全は確保される一方で、未知との遭遇や変化といった新たな刺激に出会うことはほとんどありません。

一方、ストレッチ=stretch とは

伸縮、背伸び、という意味の英語です。

日本語にすると挑戦ゾーン、

つまりそれは異国や新天地、転校先といった自分の知らない場所を指します。

そこではそれまでの当たり前が通用せず、ビギナーまたはラーナーとして、ゼロから学ぶ姿勢が求められます。またはそういったことが多いです。

今回伝えたいこと、それは

人はどのようにして成長するか、

察しのいい人はおわかりでしょう。

いかにコンフォートゾーンを脱し、ストレッチゾーンに意識的に身を置けるか、これが重要となってきます。

http://www.nakahara-lab.net/2013/04/post_1992.html

参考サイト

東京大学 中原教授のページより

とはいえ、

いきなり着の身着のままに経験ゼロで海外に行け、などということを言うつもりはありません。

日本にいながら、

いやいや

別に地元にいながら、

なんなら特に物理的な移動などないままに

つまりコンフォートゾーンにいながらストレッチゾーンに身を置くことは可能である

と思っています。

手法はもちろん様々ですが、まずは今自分のいる場所がコンフォートゾーンであることを自覚すること、

そして自分にとってのストレッチゾーンにはどういう場所・条件があるかを意識すること、

この2つが不可欠です。

中原教授によればストレッチゾーンは別名、

別名「Growth Zone(成長空間)」「Learning Zone(学習空間)」とよばれています。
成長や学習には変化が伴います。そして変化には多かれ少なかれ痛みが伴います。しんどいんです。


それでも、今の自分自身や置かれた状況に満足しておらず、それらを変えたいなら、勇気を出してコンフォートゾーンからストレッチゾーンへ、意識を置き替えてみてほしい。


きっと面白いことが色々見えてくるのではないでしょうか。