どーも!!
松村です!!
まだまだ定期テスト対策に必死になっている生徒がいる月末です(^^;
提出物は本当にできているか。
その上で、理解もできているか。
過去問を解いて、復習までできているか。
など、直前での確認事項がてんこ盛りです…
そんな中、生徒たちに特に意識してほしいこと。
それは、単にテスト対策の時間を過ごしているだけではいけないということ。
当たり前のことですが、なかなか中学生には伝わらないことが多いです。
これは誰にでも言えることで、
例えば、アルバイトでの意識。
9:00~12:00の出勤があり、
時給が900円だったとします。
極端な話、3時間をただ過ごすだけでも、お金は入ってきます。
しかし、それではいけないというのは、誰でもわかることでしょう。
対価を貰っている以上、求められた仕事をしなければなりません。
これが勉強となると、意識が希薄になる。
なぜなら対価がわかりにくいからです。
勉強することによって得られるものは、長期的な目線でしか捉えられません。
だから、やる気がでないだとか、時間の経過を待つだけになったりするわけです。
それでは、本来の目的から逸脱していることは明白です。
そこで、結構聞く話が、テストで何点取ったら、何かを買ってあげるというご褒美制度です。
正直、アリだと思っています。
私が中学・高校の頃、親からテストで何点取ったら、ご褒美を!という提案はなかったですし、
私が提案しても、却下でした。
親の言い分は、「テスト勉強して当たり前。テストで高得点を目指すのは当たり前。」でした。
それは間違っていないと思います。
しかし、短期的という意味でわかりやすい目標・目的があるほうが、人間努力しやすいでしょう。
今まで、見てきた生徒でも、そういった目標を設定することがマイナスに働いた子を見たことがありません。
よく目先の利益でしか物を考えられなくなるという懸念を持っている場合がありますが、
それは、また別の問題であると思います。
少なくとも、頑張る理由が見当たらない、頑張れない子には有効な手立ての一つではないでしょうか。