学習ルール
その④毎単ノートの使い方
今日は学習ルールシリーズ4つ目「毎単ノート」です。
こちらは中学生が英単語を覚えるために用意してもらうノートとなります。
その名の通り、毎日英単語を書くためのノートであり、毎日1ページ、ノートにぎっしり書いてもらうので、2か月で1冊、1年で5~6冊の毎単ノートが作られていくことになります。
こちら、中学2年生の毎単ノートの例です。
テスト前の1週間とテスト期間のみ免除され、その他は雨の日も晴れの日も、土日だろうがお盆正月だろうが関係ありません。笑
こちら、別の生徒のノートです。
毎単ノートのやり方のポイント
①五感をフルに使って覚えよう
何かを覚えるときは、五感をできるだけ使うようにして覚えるのが効果的です。
例えば、目で見て覚えるよりも、同時にそれを手を動かして、声に出し、聞きながら覚えれば数倍の効果があると言われています。
家で毎単をやるときは、できるだけブツブツ声に出しながらやるように、と生徒たちに言っていますが、これにより覚える速度が上がるだけでなく、音読の効果もプラスされます。
②難しい単語は2・3行書こう
上の写真では、1つの単語につき2行書いていますね。
これも工夫です。
何行書く、という決まりよりも、自分が覚えるまで練習するということが大切ですから、最低でも2行、難しい単語は3行書くようにすると良いでしょう。
③習慣づけを意識しよう
毎単は慣れてくれば20分ほどで1ページ、ぎっしり詰めて書いても35分ほどで終わる課題です。
1日のうちその時間を確保すること、つまり習慣として毎日やるという練習になります。
「ウチの子、勉強の習慣がなかなかつかなくて…」というご家庭の声を解決する一助になることも成果として考えています。
何を隠そう、この毎単ノートは塾長が中学時代、誰から言われるでもなく始めた練習法でした。
どうやったら単語を覚えられるだろうか、ということを考え、「よし、毎日単語1ページを書くことだけは絶対にやろう!」と決めてやっていました。
塾を開いて以来、多くの先輩たちも「毎単めんどくさいなあ」なんて言いながら、きちんと覚えられるようになる中学生の学習法として脈々と受け継がれています。
毎単やっているけど覚えられないという生徒は、やり方に問題があることが多いです。
まずは1週間、そこから1カ月、しっかりと続けてみましょう。
学習ルール第4弾、毎単ノートでした。