こんにちは!

 

桜塾の前田です。

 

今日のブログでは、桜塾で私がいつも意識している講師メンバーや生徒たちへの「やる気の動機づけ」「意識改革」に加え、桜塾というチームを作るにあたっての「チームビルディング」の手法についてお話します。

 

 

よく、会社やプロのスポーツクラブなどで、チームビルディング≒組織形成の分野で有名な理論としてタックマンモデルというモデルが存在します。

 

心理学者のタックマンが作成したモデルで、組織の進化を4つのフェーズ
に分けていることが特徴的です。

 

 

 

たっくまん

 

 

1、形成期(Forming)

 

 

2、混乱期(Storming)

 

 

3、統一期(Norming)

 

 

4、機能期(Performing)

 

 

 

どんなチームにも、この4つの段階が存在し、リーダーと呼ばれる存在は、チームのメンバーたちが現在どの段階にいるのかを踏まえ、それぞれに今どんな役割が必要なのかを共有していきます。

 

桜塾においては、講師メンバーのみならず、生徒たちにもチームとしての自覚を持ってもらうために、それぞれが今どの段階にいるのかを常に把握し、「今この生徒にはどんなフォローが必要なのか」ということをいつも考えて接しています。

 

例えば、第1段階である形成期、ここで必要なのは「お互いを知る」ということで、授業内外で色んな話をします。

 

授業のことよりもむしろ、学校での様子や部活、普段どんなことをして過ごしているか、反対にわれわれがどんな人間でどんなことをしているか、考えているかなど、直接話すこと以外にもスマホなどを使って、場所時間問わず関係性を作っていくようにしています。

 

また、第2段階における混乱期においては、授業をしていく上での指示やアドバイスに対して、生徒本人からの意見や、講師とのぶつかり合いが出てきます。

 

「その課題ちょっと厳しいです。」

「部活がしんどくて時間が取れません。」

 

これは生徒本人からの声として出ることもあれば、保護者を通じて伝わってくるケースなど、生徒によって多少の差はあります。

 

どんな生徒も多かれ少なかれ、程度の差こそあれ、このような過程を踏んでいき、その後の段階へと移っていきます。

 

 

現在の桜塾においては、入ったばかりの生徒と一部の生徒を除いては、多くが第3段階に入りつつあるか、そこから先へ進もうとしている段階にあると思います。

つまり、ここからが目に見える成長が出てくる段階です。

 

GWのこの時期、手を緩めることなく生徒たちを呼び出し、色々な確認をしているのはここからが面白くなるからであり、われわれ講師の仕事のレベルが次なる段階に上がるのもこれからだと思っています。

 

私は大学で教育現場における心理学などを学び、桜塾を行う中で、チームを作る上で実践的に使える手法をずっと考えています。

 

2016年のチーム桜塾は、(毎年言っていますが)過去最高のチームになると自信を持っています。

 

各自が意識高く、やるべきことを、その先にある「なりたい自分」「理想の自分」のイメージを持ちながら頑張っている環境にしていきます。

 

 

それでは!