昨日、ある中3から。
「先生、今度受ける私立高校、
 
学校の先生からはボーダーや、
 
と言われました。
 
先生はどう思いますか?」

 

こんなとき私はこう返事するように決めています。

 

「自分はどうしたいの」

 

すると大体が、

 

変えたくないです。

 

という返答になります。

 

ここからはわれわれの仕事なのですが

 

残された時間と今の実力を照らし合わせて逆算し、間に合うかどうかを算出。

 

特に大切なのは2つ。

 

過去の他の生徒のデータと本人のデータ

 

このうち、ウチのように小さな塾であればその生徒に対して事細かいアプローチをしてきたこと、

残りの期間でのレベルアップがまだまだ可能であることから、本人の未知数の可能性に期待を

かけられます。

 

だって、まだまだやれるもの。

 

冬期講習、150時間やっても

 

まだ本気の上の本気を見てないもの。

 

この生徒には、

 

まず冬期講習末の模試、

 

そして学校の実力テストで

 

志望校を変えたくない、と言ったことに実現の可能性が大いにあることを示すよう伝えました。

 

われわれ講師陣、

 

ときに自分たちのことを魔法使いと呼ぶことがあります。

生徒に魔法をかけるからです。笑

やる気になる魔法、

 

努力を続ける魔法、

 

夢を叶える魔法、
 

魔法にも種類があります。2つ。
 

一つは、テンションを上げる魔法。

 

これは割と簡単です。
 

パッと思いつく褒め言葉や、1回の報酬など、

 

ちょっとしたことでテンションは上がります。

テンションを日本語に訳すと、緊張です。

 

つまりテンションは、ピン!と張るけれども、長続きしません。

 

しばらくすると、フニャンとなります。

やる気になったと思ったら、すぐだらけてるというのはこの状態ですね。
 

もう一つの魔法が、モチベーションを上げる魔法。

 

これはかけるのが中々難しいのですが、一度かかると簡単にとれません。
 

モチベーションは日本語で、動機づけ、と訳します。
 

何のためにそれをするのか、

 

頑張った先に何があるのか、

 

そういった動機(やる目的)が持てる魔法のことです。

 

モチベーションが上がれば、その日の気分などで

 

サボったりすることがなくなってきます。

 

受験生メンバーの多くはようやく全員が、両方の魔法にかかったかなというところ。

 

次の代のメンバーがすぐ後ろに控えています。

 

どちらも大事な弟妹たち。

 

全員が早くモチベーション上げられるよう、今週も残り2日きばってこかー!!