皆さん こんにちは~ドキドキ  桜塾 上新庄校の 蛯原 宗乙朗でーすヾ(@°▽°@)ノ 

 今日は 古文のお話をします。

  

  古文は まずイメージとして 外国語という感覚を持って下さい。 なぜなら、単語 文法 をしっかりと基礎知識として入れなければ まず読解は無理です。 ですので、桜塾では「マドンナ古文単語230」や基礎古典文法を必ず始めに終わらせるスタイルでこれまで授業を行なってきています。 ですので、新受験生の皆さん もう既にある程度は頭に入っていますよね? 大丈夫ですか?もしまだ全然覚えていないという人がいるなら春までにある程度問題ないレベルになってくださいね~゛(`ヘ´#)   

  

 

 単語や文法は個人個人しっかり覚えてもらわなくちゃいけないんですが、もう一つ覚えなければいけないものが(;´▽`A“ それは、古典常識です。 しっかり昔の文化やしきたり、考え方、趣向を把握しないと内容をきちんと読解出来ません。 ですので、ここで簡単な古典常識を いくつか挙げていこうと思います。 

 ①当時の結婚スタイルは「通い婚」というスタイルで男性が女性の家に通うというのが基本的なスタイルです。

  しかし ここで注意です。 時の権力者 帝 は なんと 家に 正妻、愛人を何人も住ませ それぞれに部屋を与えていたんdすねヽ((◎д◎ ))ゝ   基本的に 女御 更衣 内侍督 は 「御息所(みやすんどころ)」といって 愛人や 第二夫人達を指します。 その中で 特別なご寵愛を受けた人が 別格的なポジションとして 「中宮」に成れたんですね~Σ(゚д゚;)

  ですので、宮中では 女性のケンカやイジメが常々勃発しています。 有名な『源氏物語』の中にも、光源氏の母 桐壺の更衣が 他の女御達にイジメられているシーンが有名ですね♪ 



 ②仏教の考え方なんですが、昔は今よりも生活に関する考え方が大きく違っていたようです。 三世不可得の観 という考え方があったようで、何も持たない とても質素な生活が美徳とされていました。


  ですので、描写などでとても貧しく人里離れたところに住んでいるという場面は マイナスの描写なのか プラスの描写なのかを しっかり判断しないといけません。  古今著聞集や撰集抄などにこのような場面が出てくるので要チェックです。



 ③古文にはよく「風流心」という言葉が出てきます。 これは、趣がある という意味なんですが、なかなか現代人の私達には理解しにくい部分です。 これは、美しい中にもはかなさや 不完全さ がある部分を称える言葉です。 例えば 花 は綺麗に開ききるまでの状態や、満開の花が風に吹かれて散っていく様を表します。 

  

  ですので どこに 不完全さ または はかなさ が含まれているのかをしっかり読み取らなければなりません。 花の木の前での歌会の場面なんかはとても描かれていることの多い場面ですので、しっかり意識して読んでください。(ちなみに古文で花は桜を平安以降指します)

 こんな感じで 現代の私達の生活とはだいぶ違った習慣や考え方なのでしっかり文化の違いを意識して覚えましょう~(* ̄Oノ ̄*)

 それでは、 さようなら~ドキドキ