土曜日!
週の調整をしよう!
2年ほど前に書いた記事をリニューアルしました。
『100回叩くと壊れる壁の話』
目の前に大きな壁がある。
一見、自分だけの力では壊せそうにない大きな壁。
とりあえず前に進むためには壊さなければならないので叩くけれどびくともしない。
何度も何度も叩いてみたが、にっちもさっちもいかない。
そこで人はどうするか。
1、壊れるまで叩き続ける。
2、ある程度叩いて壊れなければやめる。
3、壊れそうにないので他の道を探す。
人、それぞれですね。
これを生徒教育の場の視点で言うと、基本的に選択肢は1です。
なぜかといえば、
教える側は、その壁が壊れることを知っているから。
その上で大切なのは、生徒たちに「壁は必ず壊れるから」ということを伝え続けます。
必ず壊れるので、そこに至るまで、
励ましたり褒めたりしながら一緒にやってあげるんです。
最後はテストや受験で壁を壊す経験をしてもらうということ。
ただし、これが人の教育、たとえば社員指導や塾でいう講師指導ならばどうでしょうか。
必ずしも答えを用意してもらえるということはなく、
自分で考えて壁に挑まなければならないことがありますよね。
『壊れるかどうかわからない壁が立ちはだかる』
受験のあと、生徒たちが直面するのがこの問題です。
ブログを読んでくれている生徒たちにも覚えておいてほしいのが、
1、壊れるまで叩き続ける
ことができるなら、人生においてやってやれないことは一つもないということ。
でも、生徒たち含め多くの人間は、
2、ある程度叩いて壊れなければやめる
人たちが多いということです。
しかもそれは、99回叩いているのにやめてしまっていたりします。
私が講師メンバーたちに仕事を任せるとき、
それをやるやり方ややった結果どういうメリットがあるか、
全てを教えてしまわずに自主性に任せることがあります。
正解を知った上で頑張ることは生徒たちにでもできますからね。
ウチのメンバーたちに求めるのはその先で、
可能性や自分の力に賭けて、
結果どうなるかわからないけれどとにかく頑張って形にしていくんだ、という姿勢。
教え方や保護者との関係をうまく築くことができるとしても、
私を含め若さゆえに経験が必要なメンバーたちに必要なのは自分で考え、
最短距離を最速で成長していくということ。
桜塾の先生たちはやはり違うな、と思ってもらえるようにです。
そのために、やると決めたことについては必ずやり遂げる。
それが100回でなく1000回叩いて壊れる壁であっても、
やり遂げる決めたことについては必ずやり遂げる。
そんな姿を見せていくことが自分たち自身はもちろん、生徒たちの成長となりますから。
99回目で止めてしまっていること、ありませんか。
100回目を叩こう。
そんな12月にしましょう!