負けるな自分!
5月目標
1日の終わりに手帳を書いて感謝をすること
人と話をするときのテクニックにクライマックス法というのがあります。
これは自分が話し始めて、その中で言いたいことを最後に持ってくるというものです。
「ちょっと聞いてほしいんだけど、昨日、どこどこに行ったんよね。それでそのときにだれだれに会ってね、そのあとに何があったと思う?・・・・うんたらかんたら」
女性に多いと言われる話し方です。
これに対し、言いたいことを最初に持ってくるテクニックをアンチ・クライマックス法と言います。
「ちょっと聞いてほしいんだけど、昨日こんなことがあったんだよ!・・・・それっていうのはうんたらかんたら」
男性に好まれると言われる話し方です。
確かに、ふと昔を振り返ると、家で両親が話しているのを聞いたとき、
母「ちょっと最初からちゃんと聞いてほしいんだけど!」
と言うのに対し、
父「お母さんは何を言いたいのかよくわからない」
なんていう会話をよく聞いていた気がします。苦笑
話は変わって、これを授業に置き換えるとどちらが大事でしょうか。
私がいつも生徒たちに伝えることで意識していることですが、両方のテクニックを使うということです。
まず、
君らに今日教えたいこと、君らが今日家に持って帰ってほしいことはコレや!!
ということを言います。この時点ではもちろん何のことか説明していないため把握できていない生徒ももちろんいます。
そして授業を進めていく上で、クライマックスにさしかかったとき、
コレが今日、君らに伝えたいことや!!
ということを再び伝えるわけです。
よく「今日何を習ってきたのかわからない」なんていう生徒の子がいると思いますが、それは何でも噛んでも話してしまい結局何も伝わっていないのだと思います。
私は1授業で1つ賢くなれば全く問題ないと思っていますので、必ずクライマックスを2つ持ってきて認識をあげてもらうようにしています。
サンド・クライマックス法、とでも名付けましょうか。
帰った生徒たちには是非、今日は塾で(あるいは学校で)何を習ったの?と聞いてみてほしいですね。
そう考えると教える側の気ももっと引き締まるのではないかと思います。
今日も緊張感を持って授業に臨みたいと思います。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるような1日を過ごそう。