今日も元気イッパイ☆
3月目標
行く1月、逃げる2月、去る3月、
いつやるの?今でしょ!
今年の高3に、受験をしなかった生徒がいます。
府内でもトップの高校に通いながら、学校生活が乱れ、卒業が危ういと一年間言われ続けた結果、受験を諦めるかわりになんとか卒業までこぎつけた形になりました。
これだけ聞くと、落ちこぼれたアウトローな生徒だと思うかもしれません。
が、こういった生徒が特別なのではなく、どの子もそういう風になる可能性を持っているんだということを覚えておいてほしい。
一流の大学に入ったけれど、ギャンブルに狂って最終的に退学した人間。
新興宗教に入ってしまい、そのまま行方がわからならくなった人間。
就職活動によって悩み、うつ病となって実家に帰ってひきこもってしまった人間。
どれも過去に私の周りにいた同級生や知人の実話です。
桜塾を通じてこれまで出会った生徒たちは、「ここにきてよかった」「変わるきっかけをもらえた」と言ってくれる子たちが多くいました。
とてもありがたいことだし、それはこれからもそうであり続けたいと思います。
一方で、卒業した生徒たちとの関わりの中、私が彼らにしてあげられることは何だろうか、ということをずっと自問自答してきました。
先の高3生は、来年は昼の時間に予備校に通うかたわらで、桜塾にも通いたいと言ってくれました。
おそらくそれは、授業の面以上に、自分がどうあるべきか見つけられる場所だと思ってくれているのだろうと思います。
人間は弱い。
水が上から下に流れるように、人もまた、どうしても楽なほうに流れてしまう。
二つの選択肢があるときに、しんどいほうを選べるのは、その先に希望や幸せがあることを知っている人間だけ。
たいていは楽なほうを取ってしまうけれど、それは経験のない、生徒たちのような人間であれば仕方がないことだと思う、わけです。
その中で、彼のように、自分が弱いことを自覚し、弱い自分が打ち勝てるような環境に身をおこうと判断ができる生徒がいることを私は誇りに思います。
今年も幾度となくくじけそうになるでしょう。
そのたびに立ちあがってまた戦えるような魔法をかけてあげないといけないかなと思います。
ただし私はあくまで応援であり、立ち上がるのは自分の足でね。
彼との出会いが、私にとって、桜塾にとって、生徒たちとの関わりの新たな形となるのではないかと考えています。
勉強面において転機の塾、から
人生において転機の塾へ。
そんな場所になるよう全員がいつも考え、行動に移していきます。
毎日成長!
毎日試練!
毎日最高!
楽じゃないけど楽しい毎日を送ろう。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと!