メラメラ火曜日!
4月目標
誰にでもできることを毎日続けること
さて昨日に引き続き、昔と比べて身につきにくくなっていると思われるものです。
それは、想像力。
2つほど例をあげてみましょう。
1つは、私の中高生くらいのときのお話。
当時は今のように携帯電話も普及していませんので、友達と連絡する手段は家へ電話するしかありませんでした。もちろん留守なら連絡はつきません。
付き合っている子や気になっている子がいたとして、その相手と連絡を取りたい場合、家電をかけるわけです。今みたいにメアド教えてやーってわけにはいきませんので。
わかりますか。
何度もかけていて知っているお母さんが出た、なんてまだいいでしょうが、いたずらにいきなりお父さんが出たときの緊張感。
家によっては「お前は誰や!?娘はおらん!」などと言って切られる家庭もあったと聞きます(友達談)。苦笑
今相手は何をしているだろうか。電話をかけてもいいタイミングだろうか。
また、本人が出なかった場合にどんな風に話をしたらよいだろうか。相手の親にちゃんとしていると思われるにはどうしたらいいだろうか。
相手が何を思っているのか、また自分が思っていることはどうやって相手に伝えたらよいだろうか。
現代の携帯電話やメールなどのツールがいけない、などと言うつもりはありません。
ただ好きなときにすぐ話ができたり連絡がついたりしない時間、今で言えばそのもどかしい時間・苛立つ時間に相手のことを思い、自分のことを振り返る。
昨日の我慢の話とつながる部分があると思いますが、そういった時間に培われる想像力、イメージをする力というものが持てる時間をとりにくくなっているのが現代なのかなと思います。
ま、私はポケベル・PHS・携帯の三世代時期でもあるので持っていない時代・持っている時代両方の気持ちがわかるんですが。
確かに便利ではあるんですがね。
もう一つの例は、去年の11月に講師メンバーで出場した淀川マラソンのときのことです。
上記と似た内容にはなりますが、何千人も出場者がいる会場で、講師たちと集合する際に、大体の場所は前もって決めていたものの、ごった返す中ではなかなかお互いを見つけられません。
散々電話をかけまくり、何とか全員揃ったときにある講師が一言。
「これ、携帯ない時代にはどうやって待ち合わせてたんやろか。」
一同、ホンマやなあと顔を見合わせました。
おそらく、相手がどんな性格で、どこに行けばきっと会えるだろう、もしかしたら相手も自分の行動を考え、どこかで待っているかもしれない、などと必死に考えたことでしょう。諦めるわけにはいきませんからね。
今から考えるとただ不便、のように思える時代ですが、ゆえに養われるもの、色んなことをイメージする力=想像力が自然とついてくるのではないかと思います。
昨日のブログの我慢、そして今日の想像力、容易に身につけられるものではないと思いますが、これもやはり指導する側の意識が大きいところではあるかなと思います。
できれば我慢をご家庭で、想像力は塾のサポートで一緒に子どもたちに教えていけたらいいなというところです。
さあて今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな自分になるために全力の1日を過ごそう!!