新しい1週間の幕開けDA!

7月目標

そこまでやるかと誰かに言わせること

質問です。

あなたは友達と今日食べた食事の話をしています。すると友達が何気に聞いてきました。

「なあ、なんでステーキ食べたん?」

この質問に対する答えは3つ。

①おなかすいててん(^◇^)

②肉好きやねん!

③お父さんの誕生日やってん^m^

さて、間違いが一つあります。即答できます、よね?

ウチの講師で、国語のプロフェッショナルがこんなことをつぶやいていました。

「最近は、この質問に答えられない高校生が出てきていることが問題です。」

確かに。

ステーキを食べた理由というのは言いかえれば、なぜステーキを選んだのか、ということを聞いているわけですから、①は答えになりえないわけです。②、③はそれぞれ理由としては成立しますから正解ですね。

色んな科目に通じる国語。最近国語力、という言葉でもよく耳にしますが、この能力はどうやって力つけていったらよいのでしょうか。

国語が苦手で、という生徒は、会話の苦手な部分が共通していることがあります。

たとえば5W1Hの疑問文。

はい、かいいえ、で答える疑問文であれば返事はできます。

しかし、誰が、いつ、どこで、何を、どのように、なぜ、したのか、を問われるとうまく答えにならない。

誰かのことでもそうですし、自分自身のことでさえもそうであることがあります。

それはえてして、ご家庭での会話の投げかけの影響が大きいです。

まず会話の量(思春期であまり話さなくなった等はここには含まない)、そして子どもに話す会話のキャッチボールを成立させること(一方的に話をして終わらない、相手の番をちゃんと待つ)、などを根気強くやっていかなければなりません。

中学生のご家庭の中には、子どもに対しての話しかけ方から変えていっていただきたいというご要望をお伝えする場合もあります。

先日も、「息子に対しての話し方を変えるようにしました!これからも何かあればアドバイスお願いします。」というメッセージをいただきました。

応対一つで子どもたちの成長にわずかであれ影響は与えられます。

そしてその積み重ねが国語力だと思います。

家ですぐにできる子どもの国語力を伸ばす方法。

1、はい、いいえで答える質問でなく、具体的に本人の言葉で話をする。

2、こちら側の説明を一方的にして終わりでなく、反復させ自分の言葉にさせる。

あとは1にも2にもいるのが忍耐ですね。待ってあげないといけません。そこまで降りて、一緒に上がってあげる気持ちでいましょう。

さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。