新しい1週間の幕開け!
今日も意識高く!!
The very best day in your life!
5月目標
自分に自信を持つために、自分との約束を守ること
震災から2ヶ月あまりがたちました。
まだ被災地では避難所で苦しい生活を強いられている人たちが多くいます。
先日、所用で東京に行ったとき、昼間は電車の中の明かりが消えていたり、コンビニはほとんど夜でも灯りが消えていたりして、影響をまだまだ感じましたが、大阪で生活するわれわれはそういったこともほとんど感じることもなく生活できています。
ただ、テレビやインターネットで被災者の生活を見て、その気持ちを想像して胸を痛めることもあるでしょう。
家族や親戚をなくして悲しむ人たちの姿を見て、涙することもあるでしょう。
でも、われわれ被災者でない人間は、絶対に、その人たちの気持ちをそのまま理解することはできません。
だって、どれだけ思いを馳せても、その数分、数時間後にはいつでも今まで通りの自分の生活に戻ることができるわけですから。
また、今月末、私の大学の後輩が有志を募って、石巻市に被災地ボランティアとしていくようです。
その数100人。どでかい遠足みたいですね。
今日の昼から大学の一番でかい大講堂で説明会を行うとのことでした。
その後輩は言ってました、(この後輩はすでに何度も被災地に行ってます)
「今回偽善5割、使命感2割、被災地観光3割の割合で救援活動に参加した。
よって別に褒められるものではない。
俺は聖職者ではないのでどうしても偽善という汚いものから逃げられない
ボランティアは何か高尚な気がして、近寄りがたい。
奉仕の精神がなくては参加しちゃいかん的な
ただもっと気軽にwinwin(自分も相手も利益を得る)なんだと参加しないと息の長い支援はできないと思う。
例えそれが、自分自身の虚栄心を満たす為の偽善行為でも、ボランティア活動で、被災地の方の利益となるなら、その行為に何ら恥ずべき必要はないと。
また被災地観光であっても、今は交通も整理されて渋滞もないし、とりあえず行ってそこで何かを自分なりに感じればと思う。
しかもあんな大変な長い道のりをわざわざ行く人は熱い人だろうけど。(金も時間も体力もいるから)
(※ただし恩着せがましい行為、被災者を傷つける行為は絶対いけない。また偽善心がバレてもいけない)
コンビニも普通にやってるし、ボランティアの受入も福島以外は整っている。
みんなどんどん偽善や観光で行けばいいんだ。
ただ阪大に言わせてみれば、「それは本来のボランティア活動ではありません」の一言。
俺は5月にまた偽善で被災地に救援に行く。ひとりでも多くの人を笑顔にできれば。」
この後輩は、大学が大学として被災地のために何かをする動きがないことに憤りを感じ、色んな企業やNPO団体などに掛け合い、学生たちを動かすことで大学に対してメッセージを送りたいとも考えているようでした。
「偽善」と言いますが、先に述べたように、被災者の苦しみは、われわれ当事者ではない人間は絶対に理解することはできません。絶対に。
ただ、イメージすること、考えること、そしてそこから動き出すこともまた、絶対に必要だと思います。
「被災地の人たち大変だなぁ~、でも、俺(私)には関係ないや。」
そう思うのであれば、今まで通り変わらず生きればいいと思います。実際それが本音である人たちもまた少なからずいると思います。
でもそうではなく、被災者に対する同情の気持ち、何かしてあげたい気持ち(からの募金やボランティアなどまで含む)、何かしてあげたいけど何もできていないもどかしさ、そういった感情がある人たちができることは、
被災された人たちに誇れるように毎日を精一杯生きることではないかと思います。
私個人はボランティアにも行っていませんし、何かしてあげられる大きなこともこれといってありません。でも、何かできることがあればやりたいといつも思っています。
同じように思っている人はまず、自分のことから変えてみるべきだと思います。
自分が周りに誇れる生き方をし、毎日を全力で過ごしていれば、その中で周りに対してできることも少しずつ増えていくでしょう。
今回ボランティアに行く学生たちも、色んな経験ができるでしょう。就職活動に有利だから、くらいの気持ちの学生もいるかもしれませんが、中には人生観が変わるようなものもいるかもしれません。
ただ、忘れてほしくないのは、当事者ではない自分だからこそ、自分のことを頑張らなくてはいけないということです。
自分の生活は別次元にあって、それこそ募金や数日間ボランティアをしただけで何かやれたと思い込んで終わりでは、絶対に偽善や自己満足の領域を超えることはありません。
そこから、自分を変えなければ、やりたくてもできない人たち、生きたくても生きれなかった人たちに申し訳が立たないと思わなければいけないのではないかと、私は思います。
私の周りにはそういった雰囲気を出し続けていきたいです。
もちろん、桜塾の生徒たちにも考えてほしい内容だと思っています。
では、今週も、被災者のためにできることをしましょう。
そして、被災者の人たちに胸を張って
「僕は、私は、あなたたちに誇れるように毎日を頑張って過ごしています」
そう言えるような1週間にしよう!!