行くぜ今日も!!
全力疾走!
2月の目標
「続けることを続けること」 by中川先生
前回の授業でやったことを平気で忘れてくる生徒がいる。
特に入りたての子。
受験生ともなると少なくなりはするが、そういった子たちに共通して欠落している感覚がある。
それは「わからないことを恥ずかしいと思う」感覚だ。
原因のほとんどはそれまでの環境にあるといっても差し支えないと思うが、それをそのままで生きていくのは非常に問題だ。
小学校でみんな同じようなスタートを切り、同じような授業を受けて育っていくはずなのに、中学に上がる頃にはなぜか大きな差が生まれる。
途中、勉強についていけなくなったりわからないところで、もういいや、なんて諦めの意識が生まれたり、やりたくない、と放棄してしまう。
塾をやっていて思うのが、これは指導者の責任の部分が大きいということ。
宿題をやってこない、やったことを忘れる、できなくなっている、
そうさせなくすることもまた指導者の力量だと思う。
大切なことは2つ。
1つは、「わからないことは恥ずかしい」「忘れることは恥ずかしい」
これを徹底的に叩きこむこと。
大人が平然と、「俺(私)、わからんもん」なんて言ってりゃ、そりゃあ子どももわからないことを当たり前と考えるでしょうよ。
わからないことにぶつかったら、「恥ずかしいけどそれわからんから、次までに人に聞くなり調べとくわ。ごめんなぁ」と言おう。
そしてもう1つは、忘れさせない指導をすること。
今日教えたことを、何もせず一週間後に覚えておけというのは難しい。
宿題やっとけよ、とか、復習しとけよ、とか言うだけの指導者は指導者失格だ。
覚えさせるための手段(課題、手帳、小テスト、呼び出し色々あるだろう)を徹底させ、どうやったら忘れないんだよというところまできっちりやらせて初めて指導と言える。
そんなことまでやらすんですか、という声もあるかもしれないが、当然のことです。
だって子どもたちは最初、どうやって覚えておけるかを知らないですから。
それを習慣づけさせ、きちっとできるようになって初めて自信となる。
それが「わからないことは恥ずかしい」「忘れることは恥ずかしい」につながる。
ウチの塾では、「あの生徒が宿題をやってきませんでした」「覚えてきてませんでした」という講師はいない。
私が怒るからね。笑
「やってくる」ための指導をしよう。「やらなかった」のは生徒のせいか?
絶対にできるようになるから。
だから頑張ろう。
忘れないための努力をしよう。
できるまで声をかけ続けよう。
今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごしていこうか!
あ、ちなみに初めて習うことに関しては、「わからないのは当たり前!」ね。