久々に鹿児島ラサールの丸山先生の本を読み返してました。

生徒たちにも勧めてます。

夏休み、どんな本を読んだらいいかわからない~という人はぜひ手に取ってみてください。

スタッフの課題図書にする予定でも考えているところ。

そんな丸山先生のSNS投稿が秀逸だったので今日のブログでご紹介。

以下↓

【ボケとツッコミ】

授業にて。

私:アルファベットの書き取りテストね。では1番。「えl、えい、だぼぅ、うあい、いー、あー」

生徒:え?はやいはやい…(と言いながら、lawyer と手元の紙に書く)

私:次。「てぃー、えい、えks、あい」

生徒:「あ、これは楽だ…(と言いながら taxi とてもとの紙に書く)

このような形式によるアルファベットの書き取り小テストを10題やりました。答え合わせの後は、黒板の文字を見ながら皆で読み合わせです。

「えl、えい、だぼぅ、うあい、いー、あー!」

元気な声が響きます(感染対策はきちんとしています)。

このような練習をした上で、黒板に math と書いて問いかけました。

私:じゃあこれは何て読む?

生徒たち:まθ!

私:え、なんで?

生徒たち:…ん?

私:いやいや、これまでさんざんに「えんむ、えい、てぃー、えいち」と読んできたのに、どうして突然「まθ」とか読んじゃうわけ?ここまでの20分の全否定…

生徒たち:(笑)

私:ねえ、なんで?

生徒A:単語だから?

私:まあそうなんだけど、どうして「えんむ、えい、てぃー、えいち」と読まずに「まθ」と読むんだろう?ひらがなで「すうがく」って書いたら、これはもう「すうがく」としか読みようがないじゃない?

生徒A:ああ…

(中略)

私:ここ今日のポイントね。英語のアルファベットは、それぞれの文字が2通りの読み方を持っているの。それぞれの読み方を、この業界…いわゆる英語教育界では一般に何というか知っている人?

生徒B:はい!音読みと訓読み。(笑)

私:漢字じゃない。

生徒C:はい!重箱読みと湯桶読み。(笑)

私:受験生か。懐かしすぎるわ。

生徒D:はい!名前読みと…音読み?

私:お、正解!知ってた?それで、基本的に英単語は、音読みで読んでいくんだよね。だから「えんむ、えい、てぃー、えいち」と読まずに「まθ」と読むんだ…(後略)

今日の授業を振り返って気づいたことは、「生徒がボケて私がツッコんでる!」ということでした。

英語の読み方には二通りある、と知っておこう!笑