コンニチハ★
桜塾のMAEDAです(・∀・)
期末テスト、そしてサッカーワールドカップのシーズンです。
両者あいまって、寝不足の日々だった人もいるでしょう。
(生徒やとちょっと問題ですが)
私は来週に英検の二次試験があるという高校生に、
試験対策のオンラインでの対策講座を行いました。
今回3級の生徒がいなかったので、準2級と2級。
対策のポイントは2つ。
1つは、評価項目とその内容
ときどき、試験の教室に入るところから
” May I come in?”
と緊張しまくりでノックしている子たちがいます。
前の生徒がしているのを見て自分もしないといけないと思うからか、
何かの儀式のように、同じようにノックしているのを見ると
そこ、試験と関係ないから!笑 と思います。
試験はまず、着席し、カードを見て音読するところから評価に入ります。
そしてその後に続く質問No1~5!(2級は1~4!)
この内容とその流れをきちんと頭に入れておくことがスタートです。
どこでポイントを稼ぐか
評価の内容のうち、質問5つ(4つ)以外に入るのが、
①音読 ②アティチュード(態度) の2つです。
ただ、これらは試験官の主観によるところが大きいため、
いきなり点数が変わるということはないでしょう。
①音読については、普段から英文を読むときに発音・アクセントを意識し、
英語らしい抑揚をつけて音読する癖をつけていくことが必要だし、
②アティチュードについては、対話の試験ですから、
笑顔でコミュニケーションを取ろうとしていることを伝えればOK。
ポイントはやはり、質問5つ(4つ)でどのような点に気をつけ
どんな回答をしていくことが大切なのかということです。
例えばカードを見ながら答える質問3つ(2つ)については、
パッセージ(文章)を読んで答える問題と、
イラスト(2級は3コマ漫画)を見て答える問題があり、
書かれた文章のどこに注目すべきかというポイント、
描かれたイラストの何に注目すべきかというポイント、
ここから答える際のポイントをまとめて指導します。
また、カードを使わずに自分の意見を述べる質問2つは、
どのように答え、その理由や根拠の述べ方をどう伝えるか
ポイントの稼ぎ方を伝えます。
本来、試験のための勉強はさほど教えませんが、
二次試験についてだけは毎回、ぜひやってほしいという需要があり
一回も受けたことがない子たちにとっては安心材料になりますし
この講座をやってあげた生徒はほとんどが合格通知をもらっていますので
今回も試験官目線のテクニックを伝授しました。
合格率のこと
英検の合格率は級が上がるほどに難易度が上がり、
改訂されてからは3級、準2級でも英作文が入ってくる形になったので
その対策も必要になりました。
合格率では一次試験で40%ほどに対して、
二次試験で80%以上が合格しているデータがあります。
一次試験の合格点も6割~7割と考えると、
二次は上記で行っている対策をしてさえいれば
基本的に大丈夫と考えてよいでしょう。
私が気にしているのは、
英検に通ったからといってその級のレベルの英語力が
きちんと身についているとはいいがたいということ。
これは毎年の生徒たちを見ていて感じることです。
英検はあくまで、一つの指標であり、
資格という意味で自分に自信をつけるもの。
コミュニケーションツールとしての英語の力を身につけるべく
引き続き精進していきましょうね。
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。