こんばんは!

桜塾のMAEDAです(・∀・)

 

最近、子どもたちのみならず、

彼らを指導する立場にある大人側の人と話をすることが

割と増えてきたように感じます。

 

そこで今日は、子どもに対する声かけで

「残念だなー」と思うことと、反対に

「ナイス声かけ」と思うこと、いくつかあげてみます。

 

ミスをしたときのフォロー

大人でもミスするので、子どもたちが色々なミスをするのは当たり前。

そんなとき、優れた指導者だなと感じるのが以下のような声かけ。

「それ、めっちゃ良いミスやで!」

ミスなのに良いってどういうことやねん、という印象ですが、

教科指導においても、生活面での指導においても、

現状を良くしようとして起こったミスというものがあります。

 

例えば、数学の計算問題など。

習ったことだけを忠実にやる生徒は、

それはそれで結構なことですが、

そこから更にレベルを上げようとした場合、

習ったことだけではなく、それらを組み合わせたり、

こんなやり方もあるんじゃないかと試してみたり、

(ときにそれはただ楽をしようという考えからのときもあるけど)

そういった試行錯誤の流れで起こるミスがあります。

ミスについてはその結果ではなく、なぜそれが起きたのか、

子どもたちの思考回路を想像し、

その過程を褒めてあげるようにしたいものです。

 

間接的に褒める

ミスとは逆に、頑張った結果が現れてきた生徒に対して。

もちろん直接「すごいやん!」「頑張ったやん!」と

褒めることも大いに自己肯定感をあげるのに繋がることもあるでしょう。

でも、褒めることは同時に、

生徒のタイプによっては足を止めてしまうことに繋がる場合があります。

 

そんなときに有効的な声かけが、間接的に褒めること。

家族間でも使えるのが、「〇〇から聞いたんだけど」フレーズ。

優等生でない生徒は、自分の話が人づてに回るとき、

その内容は大方マイナスなことであると思っています。

ちょっとしたことであっても、

「頑張ってたんだってね!」「先生が褒めていたよ」

こういった言葉で、内心よっしゃと前向きになれる子たちが多いです。

桜塾では、塾からの連絡の際に、

良いことだけを伝える保護者連絡があるべきだ、と考えています。

塾や学校からの電話=また何かやらかしたか、

この構図を変えてあげられるような関係性を築いていくこともまた、

子どもが伸びるポイントではないでしょうか。

 

基準が明確

この表現は少し曖昧かもしれませんが、

考えてみてほしいのが、

気分で言うことがコロコロ変わる人って、

友人関係でも職場においても、正直うっとうしいですよね。

あるいは人によって言っていることが変わったり、

以前言っていたこととまるっきり違うことを平気で言っていたりする人。

 

子どもたちはそういう人たちのことを、

内心、なんか違う、と感じていることが多いように思います。

叱るときも、褒めるときも、

こういった理由で物申しているんだよ、

ということがしっかりと伝わることが、

子どもたちのみならず、周りの人からの信頼を得ることにもなり、

きちんと話を聞いてもらえるし、頼りにされることにもなるでしょう。

 

基準は人それぞれにあっていい、と思っていますが、

それが安易にブレることのないようにしたいものですね。

 

今日はこのへんで。

ブログにお越しいただきありがとうございます。