東北が梅雨入りした同じ日に、沖縄の友達から「こちら梅雨が明けました」という連絡があり、どちらも飛行機で2時間ほどで行ける場所がこれほど変わるものかと不思議な感覚になりました。

 

昨日、市川海老蔵さんの奥さんの小林麻央さんが亡くなった報道がありましたね。

ブログでも書きましたが、彼女の闘病生活やそのブログでの発信する言葉によって、どれだけの人が勇気づけられたことでしょう。

同時に、彼女の死をどれだけ多くの人が悲しみ、涙を流していることかはかり知れません。

 

去年、イギリスのBBCで「影響力を持ち、人の心を動かす女性」の1人として取り上げられた彼女の手記が英訳され、世界中の人たちのもとに届けられました。

がんと闘病の小林麻央さん、BBCに寄稿 「色どり豊かな人生」2016.11.23

 

彼女の死の報道を聞き、私も本当に悲しかった。

同時に、残された側はこんな気持ちになるのだ、と思いました。

彼女の声で女性の乳がんの検診率が上がったという報道もありましたが、同じように、日々を健康(のように)生きているわれわれも、この健康が当たり前であると思わないように考え、生活していかなければなりません。

人は一人で生きているのではない、ならば自分の体は自分のものであっても、自分だけのものではないです。

彼女と同じ年齢だからということもあってか、余計に、そういうことを感じました。

 

もう一つ感じたこと。

昨日、検査入院していた野上先生から「週明けに退院が決まりました☆」というLINEが届きました。

毎日、病院ネタを冗談のように送ってきてくれていた彼でしたが、やはり持病とうまく付き合っていくのは大変なようで、今回も合う薬を見つけるのに少し手間取ったようでやや安堵と疲れが見えたメッセージでした。

彼の場合、自分でも病気のことはよくわかっていて、その上で桜塾の講師という、ただでさえ不規則なことが多い塾業界の業務にあたってくれていました。

どこかで私も松村も、ここくらいまでならいいんじゃないか、というラインを勝手に決めていたように感じます。

今週はゆっくり過ごしてもらい、今後は、今以上に対話と連携を深め、来年再来年も一緒に想いを同じくして健康に働き続けられるよう、更なる体制を整えていきたいと思っています。

 

生きている。それだけで今日も頑張れます。

チーム桜塾2017、まずは目の前の期末テストに向けて全力で駆け抜けよう!