今日も行くぜー!!
3月目標
行く1月、逃げる2月、去る3月、
いつやるの?今でしょ!
昨日はなかなか移動アリ、ばたばたアリの1日でした。
生徒たちの「楽しかったです!ありがとうございました。」の声がまたわれわれをやる気にさせてくれます。
おまけの1枚。
昨日の芝楽には、駄菓子やさんも併設していて、子どもたちにもとっても人気のスポットなんです。
いい環境だなあとしみじみ。
さて今日はちょっと真面目なお話を。
「臥薪嘗胆」という言葉をご存知でしょうか。
臥薪、というのは薪の上に寝ることを指します。痛いですね。
嘗胆、というのは肝をなめることを指します。苦いですね。
転じて、痛いことや苦しいことをして、自分の辛い経験を忘れずに努力をし続けることを意味します。
中国の故事成語に由来しています。
エピソードはこちら。http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/koji/kj049.html
例えば、
「授業中に当てられたけど答えられず恥ずかしかった」
「受験に失敗した」
「人からバカにされたり笑われたりした」
あげればキリがありませんが、とにかく自分の過去の失敗や恥ずかしかったこと、挫折や悔しかったこと、そういったことをバネにして、そうならないように、次に同じ状況になったときにはうまくやろうと努力をしようとすることです。
最近はこれがあまり良いものとされていないように思います。
恥ずかしかった経験、辛かった過去は忘れてしまえばいい、という風潮。
そうならないようにしよう、とするのではなく、そこまで頑張らずに身の程にあったことだけをしていればいいという風潮。
考え方の一つなのかもしれませんが、少なくとも私はそんな安楽で安逸な生き方はしたくないし、周りの人たちにもそうあってほしくはありません。
やっちまった!最悪や!!
人間やねんから、生きていればそんなことは幾度となくあります。
それを忘れずに、心に留めて、忘れそうになったときには薪の上に寝てそのときの痛さ辛さを思い出したり、苦い肝をなめてそのときの屈辱を忘れないようにした先人たちがいたように、現代のわれわれも忘れないようにする努力が大切だということ。
もう一つ例をあげると、私はよく、先に亡くなってしまった身内や知人の話をします。
それはときに「あれ?今日あいつなんで来てないんだっけ。あ、そうや死んだんや!」なんていうブラックジョークだったりもするわけですが、それは何のためか。
同じ理由です。
つまり、忘れないため。
先に逝ってしまった人の話をするのは悲しいし、できれば場が暗くなるような話はしたくない、
のではなくて、その人のことを想う時間を自ら作り、共有し、忘れないようにしてあげることが、大切な人だったからこそしてあげるこちら側の思いやりだと思います。そしてその人たちに恥じることのない生き方をしようと考えてわが振りを直すこともね。
人間はこれまで、過去から学び、それを未来に生かすことで進化してきました。
それは今も変わらないはずです。
経験を大事にしましょう。どんどん新しいことに挑戦しましょう。
そして失敗したときにはそれを忘れず、次に生かしましょう。
今日のブログの題は「辛い経験を忘れないこと」としました。
歴史を勉強することも同じことです。
臥薪嘗胆、カッコいい言葉だと思いますね。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと!!