今日も元気イッパイ!
3月目標
行く1月、逃げる2月、去る3月、
いつやるの?今でしょ!
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉を知っていますか。
あることを例にした言葉です。
風が吹く。
砂ぼこり舞う。
目に入り目が良くない人が増える。
目が良くない(見えない)人が琵琶法師になる。
※昔は目が悪い人の就ける職業だった。
琵琶法師が使う三味線の需要が増える。
三味線のカバーにネコの皮が使われるのでネコが殺される。
ネコがたくさん殺された結果ネズミが増える。
ネズミが増えた結果桶(ここでは棺桶)がかじられる。
結果として桶の需要が増えて桶屋が儲かる。
http://www2.ics.teikyo-u.ac.jp/takei/pdf/oke.pdf#search=’%E9%A2%A8%E3%81%8C%E5%90%B9%E3%81%91%E3%81%B0′
現代人からするとちょっとわかりづらいジェネレーションギャップがあるかもしれませんが、要は「あることが起きたことによって、全く関係のないように思われるところに影響の出ること」を例えたものです。
人間の行動にも同様に、一見関係のないようなことでも、何か理由があって必ずその行動をとっているということが大半です。
特に生徒たちを見ているとそれがよくわかる。
たとえば質問席にテキストを持って来る子。
同じ行動を取っていても、その内心に思っていることは様々です。
ある子はその行動の通り、「わからない問題のヒントを聞きに」きていますが、他には「質問に来ているようで、先生とちょっと話をしたい」という子もいたり、「実はその質問わかっているんだけど、ちょっと上のレベルの質問をしてできることをアピールしたい」とか、「質問をすることでちょっと休憩したい」とか、少し視点を変えると生徒たちの心の内が見えることがあります。
大体の子どもたちは「ほめられたい」か「ちょっと楽したい」かのどちらかが深層心理です。
おそらく親や他の大人に対しても同じでしょう。
前者の場合はまず認めてあげる、ほめてあげる。
でも調子に乗らせて終わりではなく、ちゃんと次につなげる言葉かけをしてあげる。
よくないのは、ほめられたい自尊心を傷つけて終わりにならないようにすることでしょうか。
後者の場合も頭ごなしに怒ったりするのはよくありません。
ズルしたい、楽したい、サボりたい、という気持ちは大人であっても生まれることってありますよね。
私は生徒たちがそういう気持ちにあるときには、「今、休憩させてあげているんだよ」ということを感じさせます。
そして、あとでまたちゃんと頑張らなければいけない、と続くようにしています。
こういったところが指導者に求められる、円滑な指導に繋がる部分だと思っています。
話しは少しそれましたが、あくまで行動には理由があるということを知っておきましょう。
特に、相手がなぜそれをしたのかわからない、というときには考えてみましょう。
今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。