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こんにちは、コードアドベンチャー上新庄・箕面豊中の野上です。

この記事では「順次処理」と「くりかえし(ループ)」についてまとめていこうと思います。

プログラミングを学習しているお子さまを持つご家庭での悩みの一つに
”家でのサポートの仕方”がわからない。
というご家庭も少なくないのではないでしょうか

我々大人世代が経験していない学習内容や習い事にあたるので、なるべくその不透明さをなくしたいと思い、
この記事を書いています。

本教室の学習内容にも合わせての内容となるため、ご興味があればお問い合わせください。
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<順次処理>

さぁまずは順次処理についてですね。
実は低学年くらいまでの子にとっては「最難関」といっても言いかもしれません。
なぜか。子どもたちは自分の考えていることを一つずつこなしていく傾向があります。
思ったことを口に出したり、やってみたり、その結果を受けて次の行動を起こします。
つまり、先を考えるということがまだ得意ではない子が多いのです。
これは出来ないのではなくて、そういう行動をついつい取ってしまう。ということですね。

この順次処理までは一つ一つ考えて実行していくので、思いついたら即実行の性質あっていることから
苦なくやれていると思います。(右左の判断やアルファベットの壁はそれぞれですね)

では、この順次処理どういうものか。
一回の命令で次の行動まで組み立てること。

大人にとっては当然の考えですね
お母さま方が毎日用意している夕食なども、
まず具材を用意して洗ってカットして炒めて味付けして盛り付けて
と頭の中で自然とイメージしながら行っているかと思います。

それでも、最初はレシピ本を頼りに順序を確認しながら行っていましたね。

子どもたちにもその習慣を身に着けてもらう学習です。

それでは、順次処理についてみていきましょう。内容はそこまで多くはありませんが、お付き合いください。

まず、こういったステージに挑みます。今回説明なので、まずは処理の簡単なものを。

この場合、エージェント君(写真のロボットです)にはどう進んでほしいでしょうか?
ちなみに緑のブロックにはトーチを置きます。

これを一つずつ、「まずは前に進んで、次に、、、」と考えていくわけです。
そうしていくと、このようなコマンドなります。

この問題の場合は比較的数が少ないものなので、4つでできますが、
10個以上などもでてくるため、脳の処理能力の向上や記憶の維持を育みます。

ちなみに

このようなコマンドでも実行可能です。
エージェントの向きの判断を頭の中で行うので、処理の負荷としてはさらにレベルは高くなります。今エージェントどっち向いてる?など、大人であれば進行方向向いてるでしょ。と思えても、なかなかそこまで考えて組み続けられるお子さまは少ないでしょうから、あえてこちらで練習することもありかもしれません。(くじけずやれる子であれば)

ちゃんとエージェント君がトーチを置いてくれました。
順次処理いかがでしたでしょうか。
立体的に動いたり、できるだけ少ないコマンド(答えが一つでない場合があるので)で実行する。など
他にも思考の要素を持っていますが、まずはこの辺りを意識的にご自宅で行ってみてください!!

それでは、続いての章です。

<くりかえし>

次は「くりかえし」ですね。いわゆる「ループ」というやつです。

ここの取り組みは順次処理だとコマンドが非常に多くなってくるぞ。と感じて
作成すべきものの中に規則性(法則性)がないかを考えていきます。

ポイントは
スタートからまずどこまで順次処理を作るか(くりかえしとなるところまでですね)
次その順次処理でループする場合にエージェントの向きは考える必要があるか。

一つ目のポイントですが、まずはステージ全体を見ると大変なように見えますが、
規則的な形をしていることに気づいていれば、今エージェントは黄色のマスにいるので、
黄色が大事なところだと思ってみることが重要です。(説明しやすいようにわかりやすく黄色していますが、ないステージもあるので、そこを見つけることも必要な要素)
エージェントは黄色から灰色のマスの方向に向いています。
つまり、前に進めばいいわけですね。
では、順次処理を作ってみると

こんな感じになるでしょうか

ここまで来ました。
ですが、先ほど書いた通り、エージェントは黄色のマスでは進行方向を向いていました。
ただ一直線に進む場合や前方にジグザグに進めだけであれば向きを考える必要はありませんが、
写真のようにぐるっと回ってるようなものだと、「向きを変える」ということが大切になります。

よって以下のように向きが変わっていることまで作成しましょう。

ここまで出来ればあとは何回繰り返せばよいかという問題ですね。
一周はループ4回と覚えておきましょう!!

今回は向こう側まで行けば問題ないので、3回でばっちりクリアとなります!!

ループではいきなり向きまで考える必要のないものでまずは練習をして、
次にぐるっと平面的にループをする練習をして、
最後に立体的に上りながら動くループまでやってみましょう。

実はこの上り下りが難しかったりします。

以上が「順次処理」と「くりかえし」についての学習の内容になります。
今回の記事がお子さまと一緒に学習する上でのサポートの一環となっていれば幸いです。