こんにちは。
今日も起きた瞬間から全力の前田です。
基本的に、家事全般、自分のことは自分でやる、というスタンスなので、誰かに自分のことをやってもらうときも、それをいつまでも「当たり前」と思わずに過ごしたいと考えています。
5月のテーマは「自己管理の見直し」。
五月病とは無縁の生活ですが、それをスタッフや子どもたちにも当たり前になってもらえるようなそんな1カ月にしたいと思います。
本日は久々に読んだ本のレビュー
今回ご紹介するのはこちら。
著者 石川 善樹
出版社 マガジンハウス
出版日 2014/11/20
友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法
1,404円
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筆者の主張は「人とのつながりが寿命を延ばす」ということで、その根拠となるデータや推測などを様々な切り口から検証したり、わかりやすく説明してくれていました。
いくつか面白かったテーマを載せてみましょう。
・「つながり」が少ない人は死亡率が2倍になる。
・ 同僚があなたの寿命を決めている。
・「つながり」が単調な男子校出身者は早死にする。
・ 女性が長生きは「つながり」をつくるのが上手なことも関係する。
喫煙・飲酒・食生活といった要因よりも、つながりが少ない=「孤独」という要因の方が早死にする原因である、ということですね。
自分の場合を考えてみて…
私自身のことを振り返ってみました。
まず第一に、つながりの数で言うと、私は自分が多い部類に入ると思います。
仕事を始めてからはビジネス関係の広がりもあるので一概になんとも言えませんが、学生時代(高校~大学)には、今ほどインターネットが普及していない時代だったにも関わらず、毎年100人以上、携帯電話の電話帳が増えていました。
大きなサークルや団体に属していたわけでもなく、色々なところに顔を出しては仲良くなり、またその輪がなかなか切れない、ということが多かったのではないかと振り返ってみて思いますね。
この本の中では、つながりはまず「質よりも量だ」ということも述べてあります。
私もこれには同感で、というのも、質というものは、お互いが繋がろうとすればいくらでも、どうにでもなるものです。
質はつながりの長さまたは深さの比例するので、たとえ関わった時間が短くても、この人の考え方はすごく理解できる、と思えばいつのまにか親しくなっていることがあります。
私はこれまでの人生で割とマメな性格になったので、疎遠になった友人・知人にもふとしたときにメールしたり、それこそ誕生日などには必ずおめでとうのメッセージを当時の写真など添えて送るようにしています。
話を戻しましょう。
私にとって「つながり」とは、相手を大事にし、相手に幸せな時間を持ってもらうこと、それがつまり自分の幸せに「つながる」ものであります。
今ここにあるつながりに対しても同じように考えています。
これからできるであろうつながりに対しても同じです。
別の視点で、私は、旅行のテーマが「人」です。
国内でも海外でも、そこに「何を」しに行くのか以上に、「誰と」会いに行くのかということが重要です。
久々に会う友達と楽しい時間を過ごせるように今を頑張りたいし、会ったときには会わなかった期間を一瞬で埋めるようなあの感覚がたまらなく好きです。
つながり続けるために健康であれ
これは私自身も常々思っていて、私の身近な人たちにも同じように思ってほしいことです。
誰かとつながることは、相手の幸せであり、自分の幸せでもあると述べました。
ということは、それを長い期間持続するためには、健康でい続けなければならない、当然長生きしないといけないと思いますよね。
私は20歳の頃から健康診断の数値がほぼ変わっていません。
多少太ったりやせたりはしますが、いつも体のバランスを考えています。
これは、当然仕事のパフォーマンスを落とさないためでもあり、つながりを大事にし続けるためでもあります。
私の父親がこの春に定年退職をして、実家でのんびり盆栽など趣味を楽しんでいます。
父親には再三、「これから第二の人生が始まるんだから、それを少しでも長く楽しめるよう、健康でいてね(暴飲しないように)」と周りが言っていたようですが、最近それだけではダメだと感じるようになりました。
ここでも大切なのはつながりで、毎日とまではいかなくとも、週に最低1回は直接会話する時間を持ち、楽しんでもらい、これからの未来でどんなことを一緒にやりたいかなどワクワクするような話をしたいと思っています。
その積み重ねが、「次遊びに行くためにちょっと体型を戻しておこう」「明日の朝早く起きるために今夜は飲みすぎないでおこう」「つながりをなくさないためには健康でいよう」という風になるんだろうと思います。
最後に…
この本、とてもおススメです。
特に人付き合いのなんたるかを学んでいる最中の大学生たちや社会人なりたての子たちには、このゴールデンウィークにサクッと読める分量なのでトライしてみてほしいと思います。
あと、読んだ本を自分のものにするために、必ずアウトプットをしましょう。
家族や誰かに話す、学びとなった言葉をメモしておく、ブログにまとめるなどなど、本は買うだけ借りるだけでは不十分です。
私も一気に書いてしまったので、また今日のブログに追記していきたいと思います。
それでは皆さま、今までの人生で最高の5月にしましょう!