どーも!!

 

松村です!!

 

 

本日、文部科学省が発表したデータに非常に興味深いものがありました。

 

「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究」!!

 

文部科学省のリンクを貼っておきますので、興味のある方は是非、元資料を見ていただきたく思います。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/130/shiryo/1405482.htm

↑こちらのページの三つ目の資料についてです。

 

目次

・学力と親の所得、学歴の関係

・不利な環境を克服した生徒の傾向

・松村の個人的所見

 

学力と親の所得、学歴の関係

昔からあるデータなのですが。

親の学歴と所得が高い方が、その子どもの学歴と所得も高くなる。

こう言われています。

 

当然、所得が高い方がより良い教育を受けられる。

言わずもがなです。

 

今回の発表でも、それがまたデータとして現れた。

それだけのこと。

 

そして、さらに。

私がアメリカ経済について勉強していたときに聞いたことですが、

アメリカでは、子が親より高所得になる割合は20%を切る。

こういったデータもあったそうです。

 

これがアメリカ経済の貧富の差に拍車をかけている。

そう言いたいんですね。

 

では、そこから抜け出す術がないのか。

 

不利な環境を克服した生徒の傾向

実際のところ、今までの話だと所得が低い場合諦めろと言うのか。

そう思います。

 

しかし、そうではなく、それを克服している一定数の子どもたちがいる。

そこに着目したのが、今回の発表のポイントらしい。

 

今回のデータでは、学習状況を調査した結果、

・生活習慣が規則正しい。

・読書の習慣がある。(活字に慣れている。)

などの傾向がある家庭、生徒では学力が高くなる傾向が見られるとのこと。

 

まぁ、当然ちゃあ、当然の傾向だと思います。

 

なぜ私がそう思うかは後述するとして、

一般的に不利だと思われている環境でも、克服して良い成績を残す生徒もおり、

そして、それらがデータとして現れているということ。

 

では、なぜ当然の傾向なのか。

 

松村の個人的所見

 

端的に言えば、親が教育熱心であるかどうか。

ものすごく簡単に済ませてしまってますが(^^;

 

まず、規則正しい生活は勉強でも何でも基本になります。

朝早くおきて、午前の授業からきちんと聞いて、頭もしっかり働いている。

そういう状態を作れます。

 

次に、本をたくさん読めば、知識は増えますし、考えさせられることもたくさんある。

頭を使うことに慣れます。

 

さらに、データでは成績の良い生徒は授業の復習をしていると出ていました。

他にも、親がやりきることの大切さを伝えているだとか色々データがありました。

 

しかし、復習が大切だ、規則正しい生活が大切だ、などなど

昔から当たり前に言われていることです。

 

桜塾でも、生活習慣の徹底をお願いしていますし、

その他、不躾にもいろいろご協力のお願いをしております。

 

面談の際に説明させていただいて、納得いただけています。

 

それでもなかなか成績を上げることは容易なことではありません。

 

それは、わかっていても実行することは難しいことであるからです。

そして、自分だけではどうにもならないこともあるからです。

 

不規則な生活になっているのは、仕事の帰りがどうしても遅く、

子どもが寝る時間を把握できない可能性もあります。

 

管理するだけならば簡単ですが、やはり自主性がないと、その先も期待できませんし。

 

それについては、保護者はもちろん、塾、学校、地域、行政が本腰を入れていくべきだと思います。

 

そのために、まず具体的な手法、対策をもっと打ち出していくことができることではないでしょうか。

 

松村でした!