どーも!
松村です!!
前から、ちょくちょく話が出ていましたが、
天皇陛下生前退位が現実味を帯びてきました。
来週8日に録画していた映像が発表されるとのことで、ニュースになっていますね。
現在の天皇は、日本国憲法つまり現行憲法が施行されて初の象徴天皇です。
憲法には、天皇は日本国及び国民統合の象徴であると書かれています。
その象徴として最初の天皇になるわけです。
そんなわけですから、象徴としての役割などについて、
色々苦労されたようで、
そりゃ余生を穏やかに過ごしたいと思っても、
不思議ではありません。
前の天皇、つまり昭和天皇ですが、この人が崩御した結果、
現在の天皇(今上天皇)が即位しました。
崩御(亡くなること)したので、即位したという経緯ですが、
かつては崩御しないと継承がおこなわれないというルールがありました。
そして現在は特に規定はないものの、やはり基本的には崩御⇒継承が、
前提の認識であるようです。
ところが、明治憲法においては、先ほど書きましたが、
旧皇室典範のルールで崩御しなければ、
次の天皇に継承できないというルールでした。
これには、中学歴史に出てくる「上皇」の存在が絡んできます!!
上皇と聞いて、すぐに思い浮かべるのは、後鳥羽上皇ではないでしょうか。
院政を敷き、承久の乱を起こした人物です。
地位を下に譲ったのに、グチグチいうのは、いただけませんよね・・・
現在でも、大手お菓子メーカーや大手家具屋など揉めてますね。
このような例を省みて、上皇という存在はトラブルの元だという考えが生まれました。
そこで生前退位が明治憲法ではできなくなったのです。
ただ、それ以前からも上皇という存在に対しては危機感を持っていたようで、
今回生前退位が行われれば、約200年振りだそうです。
そして元号も変わります!
平成ともおさらば!
つぎはどんな元号になるのでしょうか。
気になるところですね!
松村でした。