日曜日ですが少し真面目なお話。

 

現在、桜塾ではオンラインの英会話プログラムを推奨しており、それは小中学生の生徒たちに対してという意味よりも、高校生以上、特に大学生の子たちや講師メンバーに対して、ということが多いです。

 

なぜか。

 

これまで桜塾は、難関大学に生徒を合格させることはあっても、その後の人生については各自、個人任せであり、大学進学後の悩みについては、相談を受けアドバイスをできるのみで、そこで具体的に何をすべきかを示してあげることが中々難しかったという事実がありました。

 

 

 

先生、大学で何をしたらいいのかわかりません。

 

せっかく大学進学しましたが、目的を見失いました。

 

 

残念なことですが、このような言葉を1年に1人は聞くようになりました。

 

実際、大学に行けばなんとかなる、という時代が変わりつつあるし、そもそもそれは当たり前のことでもあると思います。

 

私の時代は高学歴であればジャンジャン大企業から電話が鳴りました。当然私もその例外ではなく、よく銀行やメーカーの人事担当にメシをおごってもらったのを覚えています。そこには就職しませんでしたけど。笑

 

いうなれば「THE学歴社会」が少しずつ変わりつつあり、自分で考え、未来を切り拓くことが当然のこととして求められるようになりつつあります。

 

そうではない、という声も聞きますが、そうではない人間はどこかで必ず大きな挫折を経験することも多いと思います。

 

 

そんな中、英会話を学ぶことが、外資の企業で働くとか、海外で仕事をするといった考えを持ってなくとも、自分の教養として将来的に必要になるということは誰しも納得することではないでしょうか。

 

 

卒業した塾の子たちに、強制的でなくともこのプログラムをすすめるようになったのは、そんな思いからでした。

 

 

 

大人が変われば子どもが変わる、という理念を持つ桜塾、大人がやっていないことを子どもにやらせるのはそれに反します。

 

「自分はこれを一生懸命やることで、『なりたい自分』に近づいているのだ」という生き方を見せていればいいんです。

 

 

子どもは大人のそんな姿に憧れます。

自分の姿を投影します。

今を頑張る理由となります。

 

 

 

反対に、

 

やらないといけないと思っているけどできていない。

 

いつかやろうと思うけどそれは今じゃない。

 

これらの発言は大体、いつまでも叶うことはありません。

なぜなら、具体的な計画として出来上がっていないから。

 

 

 

やろうと思うのなら、必要と思うのなら、今すぐに始めることができるはずです。

 

それを示すことが大人として「カッコいい」のであり、子どもたちに対して、「こんな道があるんだよ」と言えることになると思っています。

 

 

 

忘れてはいけない。

 

 

われわれのすぐ後ろには、通ってきた道を同じように迷いながら歩いている後輩たちがいます。

 

彼らに無様な姿を見せるのか、それとも「こうなりたい」「こんな将来もあるんやな」という姿を見せるのか、それは今自分がどのように生きるべきかを考え続ける結果でしかないと思います。

 

いつも私はこんなことを考えながら生きているし、桜塾に関わったメンバーにはそのように思ってほしいと思うわけです。

 

 

そしてそれは別に英会話をやることでなくていいんです。

「私は〇○を実現するために、こんなことを頑張っています!!」

胸をはって言えることがある生き方にしていきましょう。

 

 

ある知人から、「塾長はなぜ英会話をそれほど薦めるのか」という質問があったのでこの場を借りて説明しました。

 

来週も頑張っていきましょう!!