こんにちは!

 

桜塾の前田です。

 

2012年から定期的に通い続け、13年14年は現地をベースとして大阪との行き来をしながら復興支援活動を続けた宮城県石巻市。

 

14年に現地在住のメンバーを雇用し、現在も「普通の塾」の枠を超えた活動しようと動き続けている桜塾石巻校の15年度の公立高校の入試結果が昨日発表されました。

 

私が懸念していたのは、塾を作る前から指導をしていたある男子生徒。

 

前期試験で志望校を受験したものの不合格。

 

そこから、後期試験で同じ高校を受けるかどうかの話し合いが持たれ、可能性は低いけれど賭けてみたい、ということになったのでした。

 

その生徒のウィークポイントはずばり、英語。

1カ月あれば英語は伸びる、と私は考えていますが、そのために絶対不可欠なのは、本人が「何が何でもやってやるぞ!」と思えるかどうか。

 

本人に話をしたのは、

 

1、ラスト1カ月、こちらから言われたことは全て返事はYES

2、やれと言われたことの期限は必ず守ること

3、受験をゴールと思わないこと(その先も塾を続けること)

 

まあ、しんどかったことでしょう。

 

1カ月で間に合うとはいえ、かなりのスピードです。

そこからは毎日1時間の個別指導です。

英語の基礎のなんたるかに始まり、日本語との性質の違い、覚えるべき単語数、覚えるべき最低の文法数などを片っ端からたたき込みました。

 

さらに、毎日のように罵声が飛ぶわけですからね。

 

私が実際に石巻校で直接指導したのは1週間ほど。

あとは大阪-石巻をネットで繋いでスカイプでの指導でした。

 

欠かさず毎日1時間、課題をやっていなかったり、昨日教えたことが復習できていなかったときには怒られ、おそらく上新庄の室内は多少なり空気が悪くなっていたことでしょう。苦笑

 

そんなこんなで入試が終わり、昨日発表だったわけですが、、

 

朗報を伝える電話が鳴ったのが午後になってからでした。遅い!!笑

 

 

ひとまず、おめでとう!!

 

 

でも、ここからです。去年、彼の兄が同じ高校から大学受験で桜塾に通っていましたが、彼の次なる目標は、その偉大な兄の行った大学、またはそれ以上の大学に進学すること。

 

そのためには高校生活でのバランスが大切です。高校に入っても勉強・部活・遊びのバランスを整え、イケてる高校生を目指していこう。

 

これは何も彼のみならず、全教え子に対していつも思っていることです。

講師メンバーも然り。

 

さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるような1日を過ごそう!!