新しい1週間の幕開け!
8月目標
部屋を整え、身体を整え、心を整えること。
今日は福島県南相馬市にいます。
明日は宮城で明後日帰阪予定です。
さて、今日はここで何をしに来ているかというと、塾長つながりで被災地の復興支援をしている方々が多くおられます。
その多くはボランティアではなく、被災地で、被災地の方々ができる仕事を創造し、被災地の方にとってプラスになる事業を行うというスタンスで活動されています。
ボランティアについてはこのブログでも何度も書かせていただいていますが、短期的かつ衝動的な支援としては非常に効果があります。
たとえば震災直後、食料や衣服などの支援物資が必要で、自衛隊などの動きだけではそこまで足りないときや、炊き出しや祭りなどの一度きりのイベントなどを行うときなどです。
しかし本当の支援というのは、長期的継続的であり、かつその活動によってその活動自体が運営できるというものであるべきです。
続かなきゃ意味がねえ!ってことです。
超ざっくりな例 ↓
被災地で食べ物を作ったり、特産物を製造したりする。
そのために必要な雇用を生み出す。ここで現地の職を失くした人たちが働けます。
そしてそれを被災地あるいは地方へ売る。
売ったお金で働いた人たちの給料や、その団体を運営する費用とする。
まあ色んな助成金やその他パイプラインが必須なのですが、そこは差し引いて考えてもこういった形作りをする手助けが今被災地には必要なのだと思います。
福島県はそういった震災復興に加え、原発による妨げがあります。
そういった弊害と戦いながら、福島をなんとかしたいと奮闘奔走されている方からのお達しで今回東北に来たというのが理由の1つです。
私の今いる南相馬市は、原発から30キロ圏内の地域ですが、なんと放射能の影響は東京都よりも低いんです。意外と知られていません。
また、この道の駅で売られている野菜や商品は、一つずつ全てガイガーカウンターで放射能をチェックしています。ある意味被災地でないが放射能が飛んできている地域のものよりも安全なわけです。
これもあまり知られていない情報です。
こういったことをきちんと知り、一人でも多く正しく伝えること。
残念ながら日本の報道機関の多くはそういった正しいことを必ずしも伝えません。
ひどいときには嘘を伝えていることも茶飯事です。
テレビ局や新聞関係に知り合いがいる上でこういうことを言うのもなんですが、私はテレビや新聞が言っていることをあまり信じていないので、直接現場で見て聞いて、そして自分で判断するようにしています。
すっかり震災後のムードがなくなってしまっている大阪の人間だからこそ、知って伝えなければならないことがあると思っています。
南相馬の道の駅の裏にあるふるさと回帰支援センターが運営する子どもの遊び場です。
この区間の芝生だけはちゃんと放射能も除染してあり、子どもたちが外で遊ぶことができます。
(この地域は基本的には子どもは原っぱや公園で遊ぶことは懸念されます)
想像できますか。
震災から1年半以上になるというのに、外で遊べない、出るときはマスクや歩く場所なども気をつけなければならない。
しかしそこに暮らさなければならないし、自分たちで何とかしなければならないこともあるなかで、周りの助けも上手く使いながら復興を推し進めなければならない。
震災がある前は、同じ国で同じ年齢くらいの同じような生活をしていた人間がそういった暮らしを余儀なくされている今、一緒に何かやれることがあるなら協力してあげたいと思っています。
もちろん桜塾のメンバーたちの幸せが私の第一にすべきことだとわかっています。
その上で塾に関わるメンバーたち、講師メンバーもそうですが、特に大学受験で生徒としては卒業したメンバーたちなどに次なる目標や新しい世界を見せ続けることが私の使命の一つだと思っています。
いつまでも先を走る背中を見せ続けること。
そして関わることで楽しさに加えやりがいを見つけてもらうこと。
一生の関わりと思っているメンバーたちだからこそ、私自身が常に全力で挑戦し続けなければならないと思っています。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるような1日を!