Happy Friday!!!

12月目標

自問しよう。「本気でやっているか」


先日の面談でもこんな相談を。

「先生、ウチの子ほんとに自分でわからないところがわからなくて」

過去何度聞いたかわからないセリフです。

わからないところがわからない。

勉強ができない子、先生や親から言われたことだけしかやらない子の最大の特徴の一つですね。

「お母さん、お子さんの好きなことってありますか。

ゲームですか。それなら一度それをやっている姿を見て下さい。クリアするために色んな工夫をしているはずです。毎回難しいところで失敗して、そこをどうクリアすればいいのかを考えていませんか。

え?そこまで見ていないですか。じゃあ見てみてください。何時間も見る必要はありません。子どもにどこが難しいのか聞いてみると良いです。初めは訝しがるかもしれませんが、きっと笑顔で教えてくれるはずです。何の知識でも知っている博士みたいに。

他には好きなものありませんか。

ああサッカーをやっているんでしたね。どうですか、レギュラー取れなかったんですか。それは残念。

ところで試合を見に行かれたことはありますか。あるけどサッカーのことは今ひとつわからない?ああそうですか。それでも、監督や他の子から聞いたりして、何ができればお子さんが上達するのか、レギュラーに足りないものかを聞いてみましょう。そしてお子さんと話してみるといいです。

初めは気づいていないかもしれません。だってレギュラーのなんとかくんが上手だから、なんてことを言うかもしれません。しかし、自分は何ができていないのか、何をやれるようになったらいいのか、そこを話していくと、本人納得するんです。これが大切なことです。」

回りくどくなりましたが、これが「勉強」です。

勉強とはすなわち、「わからないこと探し」。これに始まります。

じゃあ誰が探すのか。当然生徒本人が探すようにならなければいけません。学校や塾というのはそれができるようにしてあげること、一番大切なことはここだと思っています。

国語、算数、数学、理科、社会、英語、科目を教えられるのは先生であれば当たり前。授業を工夫するのも当たり前。生徒たちを楽しませるのも当たり前。

その上で、生徒たち自身が「わからないこと」「できないこと」を自分で気づいていけるようにしなければいけない。

中には先生がべったり張り付いて、あなたはここがわからないねと判断し、授業でやることや宿題など何から何までやってくれることが勉強だと勘違いしている人がいますがそれは違う。

初めは先生が一緒に探してあげてもいいけれど、一生そうするわけにもいかないわけで、いずれは自立して自分の足で生きていかなければならない。

餌を待つ小鳥である時期は過ぎ去らなければいけないわけです。

「わからないところがわからない」

Welcome to 桜塾ですよ。 一緒に頑張ろうや。

誰でも最初から自己分析、自立学習できるわけじゃない。だけど、ゲームやスポーツのように自分の好きなことなら上達しようという気持ちから自然とそれができるわけです。
その時点で素質持ってますよ。

だから「ウチの子はわからないところがわからなくて」と思っておられる親御さんは一度ご相談いただければと思います。

受験に限らず、生徒たちには自ら考え、何をする必要があるのかを見極められる大人になっていってほしいと心から願っています。

さぁ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるような1日を過ごしていこうか!!