何のために頑張るのか。
それは、自分がやりたいことだから。
それは、自分がやりたいことのために、
自分でやると決めたことだから。
”やらされている” と思うことのほとんどは、
自分がやると決めたことの中にあったりする。
やりたいことが見えていないうちはともかく、
「やりたいこと」「やること」を決めたのなら
逃げずにブレずに走り切ろう。
今朝、ある高校生の生徒からこのような内容のメールがきました。
「先生、今、家庭環境がとても大変で、
勉強が手に付きません。
受験前にこんなことじゃいけないと思うけど、
どうしたらいいでしょうか。」
ふむ。
こういった質問には、正直どうアドバイスするのが一番効果があるのかわかりません。
だって、人ってそれぞれ、自分が思う悩みの大きさって違いますよね。
何でそんなことを気にするの?
他の人から見たらこう思われることかもしれないけれど、
その人にとっては大きな問題であったりします。
私は少し考えた後、こう返事しました。
悩みの大きさは人によって違うけれど、
みんな大なり小なり悩みを持って過ごしています。
先生の親友にこんな人がいます。
高校3年生のとき、お母さんが倒れて、最後亡くなってしまうんだけど、
それでも必死に頑張りました。
先生が受験のとき、その子からもらった手紙があります。
「頑張れ」という言葉の重さを感じた手紙で、
今もずっと桜手帳に挟んでいます。
自分が辛いときや、
誰かを励まさないといけないとき、
この手紙の「頑張れ」の言葉を見るようにしています。
ブログにもちょうど4年程まえに書いたことがあります。
2010.5.28の記事
自分の悩みは自分にしかわからないけれど、
一つだけ覚えておいてほしいこと、
それは、他の誰でもなく、自分の人生を生きているということです。
親や先生のためではなく、
自分の人生を素晴らしいものにするために
今大変な受験勉強を頑張っているわけだから、
だからあえて言います。
頑張ろう。
この生徒がどう感じるかわかりませんが、
「頑張る」という言葉の大切さ、重さが
少しでも伝わればいいなと思います。
さあ、
今日も頑張ろう。