新しい1週間の幕開け!
6月の目標
昨日の自分を超えること
平成24年センター試験まであと 215日
大阪府公立入試後期試験まであと 277日
先日、高校生たちにちょっときつめの説教をした。
毎年この時期くらいに一度はしなければならないことではあるが、高3生が明らかに中3生と違うのは、夏までの頑張りが受験に対して非常に大きな影響を与えてくるということだ。
中学生は所詮、毎日が自分の限界を超える日々であり、1日3時間勉強があっという間に過ぎ去り、6時間、10時間、と伸びていく。
そして、自分ってこんなに長く勉強できたんだ、と感じると同時に、成績も一気に上がっていく子も珍しくない。
一方、高校生の勉強は、中学生とは一線を画するものがあり、ただ時間をかければいいというだけではなかなか伸びない。
きちんとした指導者と指導法のもとに、綿密な学習計画を立て、毎日、毎週きっちりと基礎を固めていく中で少しずつ応用にも手を伸ばしていくことが必要だ。
ここのところを頭でわかっていても、なかなか習慣にできない生徒がいる。
習慣にするというのは大人でも難しいことではあるが、やはり本気の度合いを上げて毎日やるべきことをきっちりとやっていけるかどうかを見ていくしかない。
今までは、課題を出すことと、それがやれたかどうか確認するだけで、実際にどれほど身についているのかまでテストしたりしていなかった。
しかし、昨今、課題でやれていたことができていないことがあまりに目につくことから、課題の達成度、習熟度を確認する作業の必要性を感じるようになった。
よって、毎週200~300ある単語テストの確認テストや、音読の練習回数からの発音のチェック、速度チェックなどは欠かせなくなった。
その締め切りに間に合っていない生徒に対し、久々のカミナリが落ちたというわけです。
なぜできなかったのか。
やる気がないのか。
ないなら、本当にそこまで頑張って行きたい学校なのかどうかを再考しよう。
あるなら、なぜやってないのかをこちらにわかるように説明してみい。
もし、言われた通りに勉強したのに覚えられなかったのなら、そのときはやり方について一緒に考える必要があると思うけれど、できなかった、という生徒で、毎日の手帳を完璧に書けているやつはいない。
毎日の課題をきちんとやっていて手帳にそれがないということはありえない。
手帳は書けているけれど課題がやれていなかったこともある、というのはまだありえるけどね。
寝る前の5分の手帳すら書けないのに、日々の課題がやれるわけないやんか。
ゆえに1週間の課題も達成できんわけ。
君らは今の実力では絶対に無理と言われる志望校を目指すんよな。
それなら人と同じこと、普通のレベルのことをしていても行けるわけないやん。
奇跡はめったに起こらんから奇跡なわけやけど、ありえないと思われていながらそれでも起こるから奇跡なんやで。
奇跡起こしたいなら、起こすだけの努力をしなあかんわ。
奇跡は起こるべくして起こるねんから。
それだけのことをしよう。努力をしよう。
それすらせんうちから、愚痴や不満をたれないこと。
さぁ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと!!
気合い入れていこう。