今日も朝から絶好調★★
先日、英語専門塾を経営される女性の方と話していた時。
女社長「英語を話せると、みんなから必ず質問があるでしょ?『どうやって英語を勉強したんですか?』って。」
塾長「そうですね~」
女社長「その概念がイマイチずれてるのよね?勉強しようと思えば、どこだって場所は関係なくて、一番大事なのは『英語に触れること。英語を使って自分の思ってることを表現しようとすること』そう思わない?」
塾長「そうですね~」
女社長「うちの生徒の子たちには、そのことをいつも伝えてて、今自分が思ってること、相手に話したいことを常に英語では何て言うんだろう、何て表現するだろうって考えてもらうようにしてるのよ。」
塾長「そうですね~」
塾長、いいともの客か!!
さておき、この方とのお話はこういった切り口に始まったが、いや実際おっしゃる通りで、英語が上手くなるためには、「とにかく英語に触れること」それもただ聞いたり見たりするインプットの作業でなく、「自分の考え、思想などを口に出して伝えたり、手紙やメールにして表現しようとすること」が一番重要だ。
実際、塾長も海外に住んでいたときよりも今の方が断然英語使えるし、というのもやはり毎週のように英語を使うからで、友達と話したり、ふとしたときに自分の考えを英語に置き換えたりするようにしている。
けれど、これはやはり英語の勉強においてだけのことではないと思う。
学生時代できていた計算が今できない、余裕で走れていた距離で息が切れる、などなど多くの経験が生まれてくるのは、頭にせよ体にせよ、使わない状態が続くからだろう。
受験においては、単語や計算を水のように浴びせ続け、吸収させ、それを吐き出させる中で身につけさせていくことが重要だと私も思う。
そしてもう1つ。
英語を勉強する上で大切なこと。
それは、「所詮、英語は手段にしか過ぎない」と気づくこと。
つまり、「自分で考えて表現しようとすることは、日本語で考えることのできる範囲以下でしかなく、よって知識やその考えの背景の深さが実は1番大切である」ということ。
海外に1年2年住んでてコミュニケーションの英語が話せるからといって、そいつの頭の中がカラッポなら、話している内容も所詮浅薄なものだということ。
だから、英語ができることってそんなにすごいことじゃないんだよ。
自分の知識を深めよう。
自分が何かについてしっかりエキスパートになれるように。
そのときに相手に伝えたいことを英語でも言えるように。
英語は当然話せるべきだと思う、けれど話せること自体を盲目に称賛するのでなく、話している内容も中身のあるものにしていけたら。
これまで40年以上英語教育に携わられた女社長が、今後の英語教育を支えていく若き教育者たちへのメッセージでした。
女社長「あなたたちがこれからの教育を背負って行くんだから。頑張って頂戴。」
塾長「いいとも~!」
・・・頑張るぞっ。苦笑
今日も精一杯全力で生き抜いて、寝る前には自分を褒めてあげられるようにNEVER BETTE(これ以上のない)1日を生き抜こうか!!