メラメラ火曜日!
8月目標
部屋を整え、身体を整え、心を整える。
オリンピックで寝不足です。
なでしこ、やりましたね。男子に比べるとまだスピードなどは見劣るところはありますが、それでも女子サッカーがここまでメジャーになるとは少し前までは想像つきませんでした。
これによりサッカー選手を目指す女の子たちが増えそうですね。
ウチの塾からも去年、サッカーをやるために強豪校に進学していった女子生徒がいました。
元気でやっているでしょうか。
さて今日は体育会系あるある。
小学校から大学まで、ずっと体育会系部活と呼ばれる団体に所属していた塾長がメラメラ燃える火曜日に送る、体育会系ネタ。
体育会系、全体としての世の風潮としてはいいイメージばかりでなくなってきているように思いますが、私個人としては体育会系と呼ばれる団体はメリットが大きいと思ってます。
塾的な視点でいけばまず「体力」。
しんどい部活の練習、休みにも出なければならない時間のなさ、そして試合に向けた体調管理を学べるという点は、それが受験に置き換わっても多く通じる部分がありますね。
また精神的にも鍛えられます。特に本当にきついときにそれを乗り越えて前に進んでいくという点は、受験に限らず色んな逆境に対する心を強くします。
社会人としての視点でいけば上記に加え、「礼儀」の部分が大きいです。
先輩に対しての礼儀、後輩に対しての配慮から組織の中での自分がやるべきことを学べます。
特に大学での部活は年が自分と同じ、あるいは年下が先輩になることもあるため、タメ年だからタメ口をきくというわけでもありません。これは経験がモノを言う社会のルールと同じです。
会社に入って一番多い悩みが人間関係のストレスだと言われています。もちろん転職や辞職の理由1位も。
体育会はリトル社会なので、合わない人間がいてもうまく折り合いをつけてやっていかなければいけません。その点を学べることも大きいでしょう。
また、一番大事なことは、自分一人でやっているのではなく、周りが支えて頑張れているという感謝の気持ちを持てることでしょう。
一緒にチーム一丸となって一つの目標に向かって頑張るという協調性や仲間意識なども生まれます。
以上のようなことを踏まえ、私はしんどい部活を頑張りたいという子は率先的に応援します。
その上で勉強も頑張ったらいいねん、と。
締めに私が一番印象に残っており、今でも実践している言葉を紹介します。
部活において、先輩から色んなことを教えてもらったり、ご飯などごちそうになったりしますよね。私はあるとき、特別色々かわいがってもらっていた先輩に聞いたことがありました。
「先輩、なんでそんなによくしてくれるんですか?」
すると先輩がこう言いました。
「俺は今まで俺が先輩にしてもらったことを下に返してるだけやで。
だからおまえがこれから後輩ができたとき、自分がしてもらったことを今度は下の後輩たちにしてあげればいい。
上からもらったものは下に返すねん。」
今でも色んな先輩たちから本当によくしてもらっていると感じています。
そのたびに「今日も下にしてあげられることができたな」と思うようにしています。
そうやって世界は回っていくものだと思います。
最近は礼儀ができていない後輩が多いとか、体育会ぶって偉そうにしてくる先輩が多いとか、そういう話も聞きますが、お互いがまず自分の役割をきちんとするように意識しましょう。
そして先輩は当時できていなかった自分、お世話になった自分を思い出して後輩に接しましょう。
もちろん厳しさも必要ですが、先輩が先輩としてあるべき姿を見せられるようにしましょう。
それに対して後輩は、最大の礼を尽くした上で甘えたらいいでしょう。
そのときに自分が下に返せているイメージを持てればなおよいと思います。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。