今日も元気イッパイ!

6月目標

学習スタイルを確立しよう

昨夜はふと思い出したかのように、めったに見ないテレビをつけました。

ちょうどつけたらワールドカップ最終予選、日本VSイラクの試合、後半43分のところでした。

ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦は見もしなかったのですが、今回はふと試合の行方というか、選手たちがどんなモチベーションでピッチに立っているのかが気になったので。

ちょうど20年前、小学生だった自分の、朝方のどよんとした食卓の雰囲気、通学した先でのサッカー部の監督の落胆した表情が記憶によみがえります。

「ドーハの悲劇」と呼ばれる、日本がはじめてのワールドカップへの切符をかけて戦った場所、そして対戦相手が昨日と全く同じでした。

グループリーグ首位で通過できる今回は20年前とは全く違う状況ではありますし、テレビをつけたときの選手たちの表情や一人ひとりの意気込みが伝わってきました。

そして遠藤→岡崎からの決勝ゴール。

危なっかしい場面やもうちょっとこうできたらというシーンもありましたが、きっちりと結果としては課題を持って取り組めた試合だったのではないかなと(最後しか見てないけど。笑)思いました。

最後のザッケローニ監督のコメントが非常に印象に残っています。

「勝ちに慣れろ。それが将来になる。」

勝つために練習をする。当然勝つんだという思いで試合にのぞむ。

この気持ちを常に持っていればそれがこれからの将来の結果となる。

受験生たちにも持ってもらいたい感覚です。

たとえば入塾したての中学生にノートの取り方を教えるとき、

答えを書いたところにでっかく○!をつける生徒がいますが、これはいけません。

大切なのは○ではなく、×だったところ。

○は基本的に、「自分が当然わかっていたところだから次も間違えない。よって今後気をつける必要はない。」という部分です。

ですから解けて当たり前。いちいち○を大きく書いたりせず、問題番号のところに○をつけておけば十分。
○をもらって喜ぶのは小学生と、勉強始めたばかりで解ける喜びをまだ知らない子だけです。

ザック監督の言葉でいえば、

「○に慣れろ。それが将来の合格になる。」でしょうか。

受験生も同じです。

数日前の松村先生の話にもありましたが、10ある範囲のうち、今の自分が1から6まで覚えているのであれば、覚えている範囲については○で当たり前、なのです。

学習した部分でもまだ○が当たり前でないのなら、それは単に自分の学習不足です。
決められた復習を繰り返し、やった部分については○をもらって当然、○に慣れなければなりません。

合格するために勉強をする。

問われたときに答えられて当然の勉強をする。

勉強もスポーツも同じで、やらなければいけないことが何かわかったら、それをできるようになるまで反復し一つずつクリアしていくしかありません。

漠然と「勉強ができない。」とか「○○が苦手で。」なんて言う前に、自分の何ができないのかを明確にして取り組もう。

監督のこのコメントには、勝者や成功者が持つ考え方が見える気がします。

ともあれ、ワールドカップ出場、そしてグループ1位通過ひとまずおめでとう。

受験生諸君、来年のワールドカップを自分の行きたい志望校の友人たちと観戦できる姿をイメージしながら今日も頑張っていこう!

今日も今までの人生で最高の1日にしような!