こんにちは。まえだです。

昨日のニュースより。

年金制度についての変更点。

わが国の年金制度は、現役世代が高齢者を支えるという仕組みとなっています。そのため、少子高齢化によって支える人口が減り、支えられる人口が増えることは、年金制度に大きな影響を与えます。

とはいえ、政府は現行の年金制度が「破綻する」という言い方は絶対にしません。破綻する=年金がもらえなくなる、ということを指しますから、そうなると誰も払わなくなってしまいますからね。

ただ、例えば、年金制度を維持するために、保険料が引き上げられたり、給付金額の引き下げが行われたりする可能性があります。つまり、払う額や期間が増え、もらえる額が少なくなるかもしれないということですね。

それを破綻する、というのでは…?と思う人もいるかもしれませんが、まあかなり高い確率で今と同じようにこの制度が保たれることはないということです。

さらに、内閣府のサイトには少子化・高齢化による「縮小スパイラル」についてもまとめてあります。

リンクを貼っておくので読んでみてください。https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s2_3.html

で、ここからが本題なのですが、こういう状況であることを知って「うわーこのままじゃヤバいよね」で終わっては何も現状は変わらないわけです。

かといって、じゃあどうしたらいいか、明確な答えがあるわけでも、それを誰かが教えてくれるわけではないんです。

なんやねん!どうしたらええねん!!

そんな声が聞こえてきそうですが、それはね、考えるしかないんです。

考えて考えて考え抜いて、そして考えたことを行動に移し、そこで得たアウトプットからまた考えて…この繰り返しです。

勉強は単に試験のため、受験のためにやる意味合いが強かったかもしれませんが、これからの時代においては、それ以外の要素が強くなります。

年金問題のような、明確な解がない問いについて、仮説を立てて検証し、結果を分析して更に新たな仮説を立てる。このような力をつけるために勉強をする。

塾(学び)の先生としては、そういった指導ができるように、また一つの人生の例が示せるようにありたいと思います。

ちょっと真面目な内容となりましたが、大人(高齢者)のためのわが国の政治を変えていくためには、われわれ世代以下が考え抜いて行動していくしかないですから。