コンバンハ★

桜塾のMAEDAです(・∀・)

 

秋が深まる気配を感じる今日この頃、

気づけばお彼岸に入りました。

故郷を離れてから、

お彼岸に墓参りをするという風習が全くなくなり

彼岸はおろか春分・秋分も一つの休日にすぎなくなってしまい

こうやってブログを書くことでふと思いだすしかなくなりました。

 

仏具屋さんのサイトより

知っているようで意外と知らない お彼岸の常識

 

生徒たちも多くはあまり知らないかもしれませんね。

グルレンか何かでまた伝えてあげないとなあと感じます。

 

さて今日のブログです。

日ごろから「ルーティンを大切に」という話をよくします。

routine

[名詞]

1 慣例となっている手順[やり方],慣例,手順,定石a matter of routine慣例になっていることaccording to routineいつもの手順で

2 日常的雑事,日課,定例の仕事the routine of an office事務所の毎日の決まった仕事

 

ルーティンという言葉自体はスポーツ選手のエピソードなどでよく耳にします。

ゆえにその大切は桜塾でなくとも何度も聞いたことがあるでしょうし、

実際に手帳や解き直しなど、生徒たちもよくわかっているでしょう。

 

ただ、ルーティンには本人が気づかない思わぬ落とし穴がいくつかあります。

そこにハマっていないか、それを気づける今日のブログになれば幸いです。

 

ルーティンの落とし穴

①やること自体が目的になっている

こんな生徒がいます。

手帳も課題も毎週指示通りやってこれる。

性格も真面目で、本人も頑張っている意識がある。

でも、なかなか結果に出ない。

ふとしたときに

どうしてこんな遠回りなやり方をしたのだろう、と思うことがある。

よくよく話をしてみると、

「それが何のためにやっているのか」を答えられない。

こういった生徒は習慣がついても、

どこかで壁にぶつかることが多いです。

全てのことは第一に “WHY” =何のためにやるか、

ここを共有することで伸びの大きさに格段に違いが出るのです。

 

ルーティンの落とし穴

②惰性でやっている

①の落とし穴と近いものがあります。

このパターンの生徒は、ルーティンをこなせているようで、

一つ一つを細かく見ると、やり方が非常に甘いことが多いです。

「言われたからやっている」

「とりあえず終わらせた」

このような姿勢ではせっかくのルーティンも効果が半減です。

ルーティンの大きなメリットに、

どんなときでもいつも通りの力を出すための精神統一という意味があります。

本番に弱い、緊張して力が出せないことがある、

こういった生徒にこそ、

1回1回のルーティンを大切にしてほしいと思います。

 

ルーティンの落とし穴

③同じルーティンに固執する

これは私の事例です。

大学時代ボクシングをしていたときのこと。

着替えて練習をスタートするまでに、

私はあるルーティンを決めていました。

それはシューズの履き方や、バンテージ(手に巻く包帯)の

巻き方などでしたが、それをやることで心が戦うモードになるのでした。

ところがあるとき、拳の骨を折るケガをし、

長期戦線離脱することになりました。

リハビリやそれまでと違う練習を重ね、

再びいつもの練習に戻れるようになったときに、

ケガをする以前に行っていたルーティンに

大きな違和感を感じるようになっていました。

しかし、それまでの当たり前だったことを変えるのが嫌で

違和感を抱えたまま練習していましたが、調子は上がらないまま。

悩んだ末に、他の方法を色々試し、

最終的に以前とは全く違うルーティンを行うようになりました。

 

このときの経験から、

「ルーティンは変わってもいいしむしろ進化すべきである」

という考え方に至りました。

今当たり前にやっていることも大切ですが、

自分のレベルが上がるにつれ、

ルーティンのレベルを上げたっていいんです。

 

ときに「これが私のやり方だから」と

従来のやり方を曲げようとしない生徒がいます。

そんなときは思い切って、新しいやり方を探すのも一つです。

先生たちは色んなやり方、調子の上げ方を知っています。

 

本日はルーティンの3つの落とし穴をご紹介しました。

自分が最高のパフォーマンスをするために、

まずはルーティンを大切に。

本日も桜塾ブログにお越しいただきありがとうございます。