どーも!!
松村です!!
初めて会った人や、久しぶりに会った人に、
学習塾をしていることを言うと、決まって
「今は子どもの数が減っているから大変でしょう。」
と言われます。
29年度の小学生の数は6,448,658人であり、前年度に比べると、34,857人の減少です。
同じく、29年度の中学生の数は3,333,334人であり、前年度に比べ、72,695人減少しています。
これらのデータを見ると、当然子どもの数は明らかに減少傾向にあり、
学習塾は大変だと言われるのも無理はありません。
ただ、労働人口の減少、通塾割合の増加などから、正直なところ
「子どもが少ない、困ったな…」と感じたことはありません。
むしろ、子どもの減少を肌で感じたことがあります。
私は、出来る限り週1回趣味であるソフトボールをしようと心掛けています。
そのソフトボールでは、小学生のチームに混ぜてもらうこともしばしばあるのですが、
ただでさえ野球と比べマイナー感のあるスポーツ。
年々、チームの子どもの数が減っていき、別の地域との合同チームを組まねば、試合もできないような状態になりつつあります。
しかし、これも子どもの数が減っていることだけではないと思います。
今までは地域のスポーツチームは知り合いからの紹介などが多かったと思います。
ところが、今は情報社会。
インターネットで調べれば、色々なスポーツ教室の存在を知ることができます。
言うなれば、一極集中がなくなったといえるでしょう。
これは、ずっと私が思っていることなのですが、
インターネットなどの情報媒体の進化がもたらした大きな功罪は、
人口の分散、趣味などの多様化だと思っています。
今まではラジオかテレビが主な情報媒体だったので、みんな同じ情報を享受していた。
しかし、インターネットにより、情報は受動的ではなく、能動的に得る傾向が強くなりました。
だから、昔はあるアーティストが何万枚とCDセールスを上げていた。
それが今では難しい。
当然だと思います。
今の時代、誰もが同じ情報を得ているわけではないのですから。
これが先の子どもの人口減少の話とつながります。
子どもの数が単に減っただけではなく、たとえるなら、
今まで野球かサッカーだったのが、もっと色々なスポーツに分散された。
こういうことだと思います。
そのあたりの変化に柔軟に対応していかないと、
どの業界でも生き残れないのだと思います。
そんなことを考えている松村でした!!