どうも!!
まつむらです!!
夏期講習も始まり、2日が経ちました。
小学生も、中学生も、高校生も、
普段の授業との違いに慣れてきた頃です。
そんな夏期講習。
私自身の授業も多く、特に国語の授業が多く入っています。
私が国語で重視しているのは、語彙や読解のテクニックなどはもちろんですが、
何気ない会話にとても気を使っています。
過去にブログでも書いていますが、
「コミュニケーション=国語力」だと考えているからです。
内容の話す順番、誰が聞いても同じように受け取れる表現など、
特に説明文に繋がる技術です。
日頃から自分の思っていること、伝えたいことを明確に誤差なく相手に伝えられる。
これは国語力のみならず有用な技術です。
その部分を見ながら授業をしているわけですが、
最近の壁!
一般論が通じない。
ここでいう一般論とは、世間一般に認められていると考えられる論のこと。
私は、この「一般」を説明するとき、9割の人間がそうだ!と思うかどうかだと話します。
しかし、現代において9割とはかなり高い数字だと感じるようになりました。
例えば音楽で考えて見ましょう。
昔は、それこそラジオの音楽番組が主だった時代は、
誰もが知っている名曲、人気曲というものがありました。
しかし、今はコンテンツの増加に伴い、ほとんどの人に共通する媒体がありません。
ロックが好きか、洋楽が好きか、J-POPが好きかなど個人の趣向に合わせて、
YOUTUBEなどの動画コンテンツ、テレビ番組を選択できます。
つまり多くの人に共通する媒体がなくなり、結果として9割が同意見であるものが減っている。
そういうことになってしまったと思います。
このようなことが様々な場面で起きている。
そうして人間の多様化が進んでいる。
極端な考え方ではあります。
勉強の国語においては、正直影響はありませんし。
しかし、この多様化は一般論を減らしていくことになり、コミュニケーションをより難しくすると思います。
対人関係に関する問題は数多くありますが、その一要因として、このようなことが挙げられるのではないかと、
一人考えていた松村でした!