こんばんは★

 

桜塾の前田です(・∀・)

 

ずいぶん時間が空きましたが、前回書いた高校時代の続きを書いてみようと思い立ち、PCに向かってピコピコやっています。

 

塾長の高校時代(前編)

 

 

朝7時半から0限という名の強制授業がある、いわゆる詰め込み型の田舎の公立進学校だった私。

 

高3の部活を引退してからというもの、毎日ひたすら『やらされる感覚の勉強』で、本当に学校が嫌いになっていました。苦笑

 

センター試験が終わり、小論文だけで受けられる大学へ妥協して受験を試みるものの不合格。

 

 

 

そこから、寮生活での受験生(浪人生)生活が始まりました。

 

 

私が生活をしていた部屋は、6畳一間の空間で、部屋にはベッドと勉強机と本棚しかなく、トイレと風呂は共用という、至ってシンプルなものでした。

 

 

朝起きて、大きな食堂で朝食を食べ、そこから電車で予備校へと向かいます。

 

国公立大学しか考えていなかったので、5教科7科目の勉強が必要だったため、大体1日4~5コマの授業が必修でした。

 

大体夕方くらいまで勉強し、そこからまた電車に乗って帰ります。

 

寮に帰るとまたそこから自習室へと向かい、夕食の時間になると食堂へ、そこから風呂をすませまた勉強。

 

 

周りの同級生たちは、どちらかというと九州すべての名だたる進学校から、旧帝大と呼ばれるような難関大学を目指し、意気揚々と気合十分に勉強をしに来ているメンバーが多かったように思います。

 

高校時代、大して勉強をしていなかったので、受ける授業はどれも新鮮で、なんとなく、「勉強ってできるようになればオモロイんよなあ~」という感覚を持ち始めたのが夏前くらいからでしょうか。

 

 

そもそも、もう1年勉強するつもりなんてさらさらなかった私が、ランクを落として受けたにも関わらず落ちてしまい、そこから周りの受験生たちと同じようなテンションで春から勉強できるわけがありません。

 

それでも、「やらないといけない」という気持ちになったのは、高校どころか予備校にまで通わせてくれた両親への感謝と、どちらかというと負い目の感情があったにほかなりません。

 

私が一年間、ときに遊んだりハメを外したりすることはあっても、「自分はここに勉強をしに来ているんだ」という気持ちの糸を切らさずにいれたのは、このモチベーションがあったからだと今振り返っても思いだされます。

 

 

それを証明するかのように、始めの頃は、めちゃくちゃ勉強していたはずの同級生たちが、ポツポツと少なくなっていくのを感じたのが5月を過ぎたころだったでしょうか。

 

友達もでき、門限以外特に縛りもなかった楽しい寮生活、さらに遊ぶところも多かった都会・福岡のど真ん中でしたから、遊びを覚えれば堕落するのは一瞬です。

 

 

人はいっときのテンションを長く持ち続けることはできません。

 

 

私がブログでもよく使う、「テンション」と「モチベーション」という言葉の違いをぼんやりと認識したのがこの時期だったと言えます。

 

私が同級生メンバーと違った点は、「テンション」ではなく「モチベーション」、つまりなぜ自分が今ここにいるのか、ここで何をしなければならないのか、これをずっと持てていたということだったと思います。

 

 

さらにこの1年間で、勉強以外にも、本当に大事な心構えの基礎と、一生涯付き合っていくであろう友人たちを得られたと思います。

 

一回で話すには時間が足りませんので、また寮生活でのおもしろ体験など、つらつらと書いてみようかと思っております。

 

 

それでは皆さま、今週も全力の日々を過ごしましょう!!