こんにちは。

今日から冬期講習後半戦がスタートしました。

 

ここから、1月中旬の中学入試を皮切りに、1月末の私立大学入試、2月中旬の私立高校、2月末の国公立大学入試、3月の公立高校入試へと怒涛の試験ラッシュとなります。

 

それと並行し、受験生以外のメンバーたちの通常授業、学年末テスト対策、さらには来年度どのように学習を進めていくかをまとめていく、そんな期間がやってきます。

 

 

ネコの手も借りたい、冬は本当に忙しい・・・そんな全国の塾の先生たちの悲鳴が聞こえてくるのはわかります。

 

 

ただ、私の2017年の目標でもある、考えるメンバーたちがいる塾にするためには、「毎年この時期は大変だからしょうがない」という思考停止した考えでは進歩はのぞめません。

 

確かにこの時期は大変である、が、それにかまけて自分がいつまでも手を出し口を出していてはいけないし、それではいつまでも生徒たちは成長しません。

 

 

私の旧友で一人、この前の正月休みのときに塾に子どもを連れて来たとき、「本当に危ないとき以外は子どもっていうのは転んだらいいし、ちょっとくらいケガしたほうがいい」と言っていました。

 

「そういう考えもあるんだな」と感心しましたが、確かに、親が先回りして色々してあげることが、結果として子どもの考える能力を育てる機会を奪っているかもしれない、という考え方は必要かもしれませんね。

 

いじめなども、その原因は人の痛みがわからないからであり、それは自分が痛い思いや経験をしてこなかったからだ、という考え方もありますから。

 

 

塾に置き換えて考えると、例えばこの冬期講習、『塾長、模試の日は〇日で良いですか?』という質問であれば、私は「なんで?」と聞き返します。

 

その理由が、「毎年そうだから」ではまだまだ考えるチームとしては△です。

 

また、『先生、今日の授業は何をしたらいいですか?』と生徒が言うようであれば、それは授業としては三流以下であり、『先生、今日の授業これでいいですか?』であれば二流であり、『先生、今日やることにこれを追加していいですか?』とか『先生、予定のやることをこれに変えていいですか?』ということを言って来れれば、それは一流の入り口かもしれないと思っています。

 

もちろんそれらすべてにYES、というわけではなく、その理由がきちんと事前に決めている方向性と一致していて、そこからの道筋として考えられたものであればOKです。

 

勉強(仕事)はやらされるものでなく、考え創りだしていくものだ。

 

この考え方を桜塾メンバー全員に浸透させ、自分が考えたことが自分の生きる道を作っているという感覚を持ってもらえるようにしたいと思っています。

 

考えるチーム作り、たくさん仕掛けを入れていきます。

 

全ては、受験のためであり、そしてその先の人生を輝かせるために。

 

では冬期、集中していきましょう!!