日曜日のブログです。

 

今日はさらっと気になったニュースをお伝えします。

 

国立大入試、記述2種類必須に 

国語基本に20年度から

朝日新聞デジタル 12/4(日) 5:05配信

文系・理系を問わず国立大の全受験生に対し、国語を基本に80字以内の短文形式と、より字数が多い形式の計2種類の記述式問題を課す方針案をまとめた。大学入試センター試験に代わる新共通テストか、その後に各大学が行う2次試験のいずれかの段階で必ず受ける。

やはり、という流れでしょうか。

桜塾のスタンスとしては「どうぞどうぞ」という思いと、外を見ている感じ、さあここからどの塾も教育機関もこぞって「国語力」「記述力」「論理的思考力」をさらに声高々に叫ぶようになることでしょう。

一方で、このニュース記事にあるように、この法案に対しかなり、批判的な声もあるようです。

「記述なんて採点側の主観なのにどうやって優劣をつけるのか」

「センター試験を今まで通りやって二次試験で記述にすればよい」

もっともな意見のようにも聞こえますが、これらの意見は、ではなぜ国をあげて大学入試改革を推し進めようと思ったのでしょうか、という前提が抜けています。

今の日本の入試制度では、これから世界で戦える人材を育てるには古すぎるし不十分すぎる、国公立でさえこの状況なのだから、日本中に乱立する「大学」自体もそもそもの在り方を考えなければならない、そんな状況がやってきているのではないのでしょうか。

人は変化を嫌います。

ゆえに今まであったものを変えようとすると、必ず批判し騒ぎ立てる人がいます。

それは世の常なのだからと割り切って、今の小中学生以下の子供たちにとって本当にプラスになる体制を整えてほしいと思います。

私個人としては、大学入試が変われば、それに伴い高校入試、そして中学入試や小学校教育も変わってくるのは当たり前だと思っているので、入試をどう変えるかという目先のことではなく、その先にある小中高校生たちの「記述力」への効果を期待したいと思いますね。

さて、九州から差し入れのラーメンが届いたので食べてまた仕事します!