ポケモンで騒ぎまくっている平和な日本と同じように、平和だったドイツ・ミュンヘンの街中で起きた痛ましい事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000033-mai-eurp
ミュンヘンはドイツの中で、ベルリン・ハンブルクにつぐ第3の都市です。
日本でいうところの東京、大阪の次の名古屋というようなイメージでしょうか。
テロの可能性など含めまだ動機や詳細などわかりませんが、大学の仲よかった後輩が結婚しミュンヘンに住んでいるのでコメントしてました。
※以前もドイツネタで桜塾ブログに登場した後輩です。
We are safe. Thank you that you thought of us.
無事です。
仕事柄、こういうことがあると現場に向かう必要があるのですが、さきほど現場付近から帰ってきました。事件から数時間以上経過していたので、警察の動員も解除され始めたころでしたが、異様な雰囲気でした(犯行現場は現在も封鎖中)。夜が明けるとまたいつものミュンヘンにと願うばかりです。個人的には日常生活圏で起こったということにかなりショックを受けています。
全く他人ごとに思われません。
こういう事件が起こるたび、不謹慎ですが、自分が住んでいるのは東京じゃなくてよかった、大阪でも少し郊外でよかった、と思ってしまいます。
自分には決して起きない、遠く離れた世界の関係のない出来事、
そんな考えはそろそろ止めたほうがいいと思います。
この事件で私が感じたことは2つ。
1つ、想定外の出来事、特に予期せぬ危機に対するイメージを持っておくこと。
もしも・・・があったら、ということを考えておくことや備えておくことは、絶対に必要です。
テロのイメージなんて持てない、という意見もありますが、震災なども同様です。
イメージすらできないことに対しては、人はパニックになります。
これは、東日本大震災でも、先日の熊本大震災でも被災者が口にしていたことです。
もう1つ、それは、世界がどんどん狭くなっていることを自覚し、言葉や文化の壁を理解しながら生きていかなければならないこと。
「ずっと日本にいるから英語なんて勉強しなくていい」ということが間違っていることは周知のことと思います。
考え方が違う人たちが国内・国外にたくさんいて、そういった人たちと関わりながら生きていかなければならない世の中になってきているということ。
それには、「ではどうやって相互理解をするべきなのか」という力を身につけなければなりません。
そういった生きる力を伝えていくこともこれからの教育に必要なことだと思っております。
亡くなった人たちの中には幼い子どももたくさんいるとのこと。
黙祷