今週末も全力で駆け抜けよう!
最近のブログでは蛯原&松村先生によって、
勉強法などのテクニックやコツを紹介していますね。
今日は少し視点を変えて、本番に必要なメンタル面の強化についてお話します。
大きな舞台やミスができない本番において、
いつも通りの力を出せるかどうか、それは、
準備力
これにほぼすべてがかかっています。
まず、準備力をつける一番の理由を説明します。
これは、不安を取り除くためです。
いつも通りやれるだろうか、という不安は、裏を返すと、
何か準備していない不測の事態が起こるのではないか、
という不安です。
何が起きても大丈夫、
この状態を作り出すことが本番で力を発揮する最善の方法なのです。
準備力をつけるために必要なポイント、
今日のブログでご紹介しますので実践してみてください。
1、モノの準備
明日受験という日に、さあ持ち物を準備しよう。
これではすでに負けています。
数日まえから前日に準備するモノを想定し準備するための準備をしておく。
その日に用意できないものなどは事前に揃えておく。
リストを用意しておくとよりスムーズですね!
例:受験前日までに揃えておくものリスト
①受験票
②筆箱
中身としては
鉛筆(受ける教科×2くらいは欲しいね)
消しゴム(使い慣れたもの+2つくらい)
定規(三角定規2つ)
コンパス
③上履き
④脱衣できる防寒着(会場によっては暖房強かったりする)
⑤現金(5千円くらいを崩しておこう)
⑥参考書関係(自分がずっと使っていたものだけを)
⑦時計
⑧ハンカチ・ティッシュ
⑨チョコレート
⑩>絶対成功する!!という気持ち
このほかにも私は、出張に行くときの荷物リスト、や
キャンプに行くときのリスト、など場面に合わせていくつかモノのリストを作っています。
2、「もし~たら」の準備
試合の前日、もし明日雨が降ったら、考えていますか。
雨が降りそうな天気なのに傘やカッパを持たずに家を出る、なんて
論外ですが、
たとえ少しでも自分の気持ちに不安があるようなら、
降水確率20%でも傘を持って出るべきです。
天気に限らず、起こりうる不測の事態を全て予測し、
なおかつそれに対する対処法も行っておくようにしましょう。
例:受験生の例
雨が降ったら… 傘を持っていこう。
もし道に迷ったら… 必ず下見をしておこう。
お腹がいたくなったら… トイレの場所と薬の準備をしよう。
コンタクト落としたら… 眼鏡とコンタクトの替えを持っていこう。
携帯電話が鳴ったら… 事前にアラーム解除など確認しよう。
などなど
不安の原因になるものを全て排除しましょう。
3、シミュレーション3回の準備
これはやっておくといないでは格段に違います。
私自身、人前で話をする前などは必ず行っていますし、
授業するときも必ずやっています。
頭の中で自分がやることを最低3回はシミュレーションする、
これとっても大切!
私が今まで一番大変だったのは、
霞が関の厚生労働省にて、
偉い人たちを前に発表をしたときです。
が、
この日も上記のようにシミュレーションを繰り返ししていたので、
特に緊張することもなく自分の言いたいことをきちんと言えました。
このときの発表は後になって採択されましたね。
一にも二にも、準備力!
これが大切であるということを
今日のブログでお伝えしたいと思います。
人事を尽くして、
というのは、
起こりうる全ての事態を想定し、
また想定できないものにも対応できる準備をし、
かつ頭の中でシミュレーションを何度も行い、
本番では準備していたようにパフォーマンスできるように
事前に全てを整えておくこと、です。
その状態であれば、
天命を待つのではなく、
天命をもぎとれるはず!
人事を尽くして、天命をもぎとれ!
今週も頑張りましょう。
最後に、準備力にまつわる偉人たちの名言を残しておきます。
大きなチャンスがあなたの前に姿を現す時、
あなたはそれを利用できる準備ができていなければいけない。
……シェイクスピア
前準備は時間をかけて考え、実行に移すときは行動に徹しろ。
……ナポレオン
木を切るのに私に6 時間与えられるとするならば、
私は最初の1 時間を斧を研ぐことに使うだろう。
……リンカーン
チャンスをつかむ人は、準備ができている人。
……サム・ウォルトン(ウォルマート創始者)
しっかりと準備もしていないのに、
目標を語る資格はない。
……イチロー
「予」を大切にせよ
……野村克也
チャンスは周到な準備をしたものだけにやってくる
……小柴昌俊
備えあれば憂いなし
……ことわざ
Failing to prepare is preparing to fail.
(準備を怠ることは失敗するための準備をするようなものだ。)
……アメリカの諺