メラメラ火曜日!!

6月目標

学習スタイルを確立しよう

夢や目標がないことは悪いことか。

この答えは現代に潜む一つの矛盾を表しています。

私の父親世代は、自分たちの世代でした苦労を子どもたちにはかけないようにしてやりたい、と思って頑張って働いて子育てをしたと聞きます。

その結果、われわれから下の世代がどうなったかというと、無理に進学したり就職せずとも生きていける生活を手に入れてしまいました。

別に高校出てもフリーターでいいやん。
働かなくてもまだ両親が元気で働いているから大丈夫やろう。

夢や目標に対しての緊迫感がなくなるのもわからなくもありません。

もちろん目標を持って頑張るという選択肢もあります。

私の祖父は畳職人でした。
小さい頃、実家の近くの工場でせっせと働く姿を覚えています。

しかし私の父親が進路に迷ったときに、

「長男やからって家のことは気にせず自分の思う職業につけ」

と言われて家業を継がずに今の自分の職業を選んだと聞きました。

その影響もあって、父親からは高校を選ぶとき、大学を選ぶとき、桜塾を始めるとき、そのすべてに

「おまえが思うように頑張れ」

と言ってもらえたことを覚えています。

自由にしていい、という選択肢は、上の例のように別に夢や目標がなくてもあせらなくてもいいか、という考えにもなれば、たまたま私の父親や私自身がそうであったように、自由にしていいから自分のやりたいことをやろうという考えにもなると思います。

どちらも、その上には、親の世代、祖父母の世代からの、

自分たちが我慢してきたこと、苦労してきたことを下の世代にはさせないよう、やりたいことがやれるように楽をさせてあげたい

という思いが乗っかっていることを、今を生きる子どもたちに少しでも伝えたいと思います。

自由にしていいから頑張らない?

自由にしていいからやりたいことを頑張る?

どちらの選択肢も選ぶのは自分次第。

もし、今やりたいことやなりたいものがあって、それに対して頑張るということを決めたのなら、戦おう。

今日は全ての戦う人たちへ送る歌を。

中島みゆき 「ファイト」

さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を。

※現代のように2ちゃんねるやニコニコ動画がない今、当時はラジオが唯一の悩みのはけ口でした。そのときラジオ番組のパーソナリティをやっていた中島みゆきさんがある若い子からもらった相談のハガキをもとに作った歌がこの歌だと言われています。