今日も元気イッパイ!
12月目標
全力疾走!
1度きりの2012年12月を最高の形で締めくくろう。
12月も3分の2が過ぎました。
光陰矢のごとし。Time flies. とはよく言ったものです。
残り10日を精一杯過ごそう。楽しみましょう。
高校生の英語の授業でこんな話をしました。
「理由」を表す表現に、
because of ~
thanks to ~
owe to ~
owing to ~
by virtue of ~
on account of ~
などがありますが、これらを日本語に訳すときの感覚をお伝えします。
例えば、
because of ~: ~のせいで
thanks to ~: ~のおかげで
due to ~: ~のために
と載っているのを見かけますが、こういう訳し方をすると生徒たちはそのまま覚えてしまいがちになります。
私の授業でよく話すのが、英語であろうと結局は言語なのだから、人の感情が入って当たり前。
いつも、+(プラス)、-(マイナス)、±(ニュートラル)を考えること、と話します。
上の例を使うと、
~のせいで、と言えば日本語ではマイナスな意味合い、~のおかげで、と言えばプラスの意味合い、~のために、と言えばどちらともないニュートラルな意味合いになりますよね。
ただしそれはあくまで一般例、
彼が遅刻したおかげでパーティが遅れちゃったよ、なんて言うときの ~のおかげで の使い方は、意味的には決してプラスではありませんよね。
英語も同じで、そのときにどういった意味で使っているかによって、理由を表す表現の訳し方は変えなくてはいけません。
★訳すポイント
1、これらのイディオムが出たときにはまず±(ニュートラル)で訳してみよう。
~のために、あるいは ~が理由で、
2、意味的に+(プラス)、-(マイナス)のどちらかで訳せるか当てはめてみよう。
~のおかげで、あるいは ~のせいで、
※ただイディオムを丸暗記していては中々文章を読むときに苦労します。現代文と同じで、書いている人が何を言いたいのか、主張は何か、ということを意識して読みましょう。
普段から長文の授業で話していることと同じですね。
今日は英語(日本語?)のお話でした。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。