先日、ある中3生と話をしていて出た会話。
「先生、冬期講習、めっちゃ時間長いですね」
「ん。せやろ。」
「夏期講習も長かったですけど、比にならないですね。」
「ん。せやろ。」
「朝の9時台から、夜はいつもと同じ22時ですよね。」
「ん。せやで。」
「合計してみたら150時間くらいあったんですけど。」
「ん。せやで。」
「他の塾ってどれくらいか知っていますか?」
「ん。知らない。」
「だいたい半分くらいですよ。」
「そうなんや。」
「先生、なんかわかってきました。」
「ん。なにが。」
「黙ってやれ、ってことですね。」
「ん。せやで。」
こんなやりとりですが、
実はこれ、毎年似たようなことをしています。
いつも話しするのは「勉強体力」について。
運動と同じで勉強にも体力が必要です。
たとえば、中3のゴールデンウィークと、夏期講習と、冬期講習では、
生徒たちの勉強体力というものは違っています。
・椅子に座っていられる時間
・一回に出される宿題の量
・わからない問題に当たったときに考え込める時間
・自己管理をして自分に厳しくできる度合い
これらは、年齢・経験と共に増えていきます。
桜塾の中3生たちに対しては、その時期に合わせて、
彼らの限界のちょっとだけ上をいくような、
そんな講習の内容をいつも考えています。
毎年同じことをここでお伝えしていますが、
正直言って、
この時間とこの金額でやれる塾はないと自負しています。
そして事実、
来年は同じ内容・金額設定ではやれないのではないかと思います。
それくらい講師側も大変な講習です。
それでも毎年講習が終わる頃には、
受験生たちが楽しそうに成長していく姿が見られます。
この講習で偏差値が10近く上がった子や
絶対無理と言われた志望校に逆転合格した生徒もいました。
長い時間をメリハリつけて頑張ることで、
精神面でも強くなれる講習です。
冬期講習の案内に書いた文面です。
まあよその塾がどう、というわけではないですが、
とっても大変な講習、ゆえに生徒たちの自信にもなる講習です。
当たり前のレベルを上げること。
勉強体力をつけること。
この2点をしっかりと得られる時間にしましょう。
では!!